エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

エガクの目からウロコ ❗ Kevin 's English conversation

こんにちは、エガクです。

今日は アメリカのネイティブ Kevin 講師の英語教室でした。

開始当初の 約2年前は、テキストにもとづいて進行、
一時間の教室時間中もテキストで学習、
問題部分は宿題になりました。

私は学生時代からそうだったのですが、
ケアレスミス連発、テキスト製作者の引っかけ問題にことごとくひっかかるという ザンネンな傾向の上に、致命的な単語力。
オトナになってからは加速度的に新たな知識が入りづらいという、
負のスパイラルに おちいって アップアップと もがいておりました。

ただ、一年ほどレッスンを続けていての私にとっての良かったこと。
Kevin と打ち解けてきたことで、日本人特有の 外国人に緊張する...ということが薄れてきたのは感じていました。
緊張ゆえんで聞き取れなかったってこと、ありましたもんね。

レッスンを始めて一年後、マンガ制作のビッグプロジェクトに心身ともに専念するため、英語教室もジムも いったんやめたのです。だけど月一回の山行だけは ストレス解消と体力維持に続けてはいました。

6月に北穂高岳に登頂し、下山してきたときのことです。

横尾の公衆トイレに白人女性がいました。
私のガイドをしてくれていた(ニックネーム)会長が目的地をたずねたところ、「槍ヶ岳」その英語がまたハンパない速さ!(笑)辛うじてではありましたが聞き取れました。

回りに連れらしき人物も見あたらず、思わず私が「ひとりで?(英語でね!)」聞きました。
「そうだ」と答え、怖いところもあったけど行けた、と返ってきました。(これも聞き取れた❤)

そうすると間髪いれず
「あなたはどこへいってきたの?」と聞かれ
北穂高岳」と答えられました。
そのあと彼女は
「それにしてもひどい濡れ方ね!」=serious wet が聞き取れたんです!
今だにあの時の知的興奮は よみがえってきます。

そのとき思ったのが、
やめたはずのKevin の英語教室の賜物だ~!と。。。

Kevin は 英語ではなく、英語圏のコミュニケーションを教えてくれていたんです。
話に花を咲かす、話題を広げていくってことを。


円満にマンガ制作終了後、私はKevin に受講再開を申し入れ、その時にテキスト主体じゃなくフリートークをさせてほしいと希望を伝えました。

フリートークをKevin が修正するとき、文法的なことはテキストに戻る、すると理解できる府に落ちる。やっぱりテキストも重要だと気がつきました。


漠然とトークするのも そろそろ難しくなったので、シチュエーションを作って話そうと提案してみました。

期せずしてテレビで見た、東京のビルまるごと一棟 英語学校では 通常の教室はなく、
例えば薬局、交番、といった場面ごとの部屋で英語で会話するという形式です。

なんとそんな先端のことを 3人でしようとしていたのです!


今日、同じ受講生コトミの職場実践的場面ということで、蕎麦屋での英語をしゃべることになりました。
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私もなにか小物が要るかな?と『おしながき』を書いて持っていったところ、コトミは外国人向けの説明文も入ったメニューと、手書きのざるそば、おちょこ、お箸などを描いてきてくれました。すごい!
(写真撮るの忘れたぁ...💧)

ひとつひとつのやりとりを、Kevin が「good」 とか これは不要とか みていきます。
蕎麦の世界も深いわけで、その知識がない外国人にどう説明するか!

私など、いつも使っている日本語をじかに英語にしようとしているようです。
そんなひねくりまわした末に出来た英文をKevin が作り直すと、コトミと毎回「なぁんだ、それでいいの?!」
ということは!
私の今持っている英語力でもなんとかなるんじゃないの?
あとは致命的単語力不足だけど、場や話題の傾向で 初めての単語でも「🔘🔘じゃないの?」という推測でも 当たるものですね。

あ~本当におもしろい時間だった!

次回はなんと 登山中の英語!ですよ~♪
私がガイド役(案内誘導役)です。

山で伝えなければいけないことってたーくさんあります!

花の名前、
花の形状の英語表現、
生態の説明、
山の名前
登山道の説明、
危機管理的なこと。。。

一ヶ月あるので、絵やら物やら文やら単語やら...準備するのが ワクワク楽しみになってきています。(^^)d