ridgeww’s blog

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

笠ヶ岳と播隆上人と私

立山からも、北穂高岳からも、

どこからも見えた笠ヶ岳

 f:id:ridgeww:20190801181916j:plain

気になっていました。これは登りたい…

 

私は登山を始めたのが遅かったので、百名山等のスタンプラリー的登山にしてしまうと間に合わない。し、気持ちがそうなってしまう前に、

自分の意識が向いた山へ登ろうと。

 

初めは喜作新道。

次は水平歩道。

そして茅野在住時の若い頃、「あの山、今も雪積もってるの?」と 夏に、

聞かずにおられなかった甲斐駒ケ岳

 

そして笠ヶ岳です!

 

槍ヶ岳を開山した播隆上人さま。あ、松本駅前に銅像がありますでしょ。

 

f:id:ridgeww:20190801182026j:plain

播隆上人が 槍ヶ岳より先に登られたのが笠ヶ岳です。

上人様は、頂上で仏のお姿をご覧になられ、神の領域であることを感じられたのですね。現代で言うブロッケン現象です。現象は心象とのコラボなタイミングですから!「なぁ〜んだ私も見たわ」なんて思っちゃダメ。

笠ヶ岳からは槍ヶ岳が見えるそうですから(すみません、今回自分の目で見てないのガスガスで(笑)伝聞のような文です)天を貫くような山を開山することこそ衆生救済と お考えになられたのでしょうか。

愛ですよ、愛。

 

けど、そういった痕跡は無いに等しかったですね。

 

私の山行に愛はあるか。

エゴになってはいまいか。

 

今回ささやかながら、見かけたゴミ(=プラスチックゴミ)は、拾わせていただきました。

f:id:ridgeww:20190801182127j:plain

 

ま、笠新道ですから浮ついた観光客の及ばぬ領域。それでも塩あめの小袋はいくつか。。。これぐらい、、の気持ちは誰でも湧きます。ただ、ソレは自然に還りませんのでね。

ま、私もポケットの物が 歩いているうちに見当たらなくなった事もありますので、自分の業の相殺という事で。

 

さて、新穂高に駐車して、ちょっと仮眠して夜明けとともにあるきだす…という計画は、駐車場でつまずきました。

厳冬期クルマを置けた駐車場は、厳重なバリケード。そこは8:30に開くとの事。そんな!到着3:30を無駄にしてなるものか!

無料駐車場は満杯!ねじ込んで止めて 当てられるのもイヤだし、有料駐車場へ。

 

といわけで、いっときも無駄には出来ん!と、4:30出発しました。

 f:id:ridgeww:20190801182223j:plain

笠新道は、結構な斜度をつづら折りに延々と、高度をかせぎます。

そのうち降りて来る人たちが口々に「どれくらいかかるのか?」と聞いてきます。

往復しないんですね。ほとんど双六荘からのラウンドとの事。

「あなたは?また戻るの?」

かの高橋庄太郎さんが著書でおっしゃっています。『目的はひとつだけに』と。

はい!

私は ソロで未知の領域は 往復して道を覚えこむ、と決めています。

 

f:id:ridgeww:20190801182407j:plain

(下りのとき撮影)

 

高山性広葉樹林から針葉樹林帯、

f:id:ridgeww:20190801182503j:plain

低木 お花畑と 相当上がって来たはずなのに…

f:id:ridgeww:20190801182636j:plain

(下りのとき撮影)

 

あ〜(なのに)はダメです。集中力が途切れてしまいました。

杓子平までも四時間かかり、稜線分岐までも同じくらいかかりました。

先の投稿でうた歌ったりして、アレも五、六回撮り直したり場所変えて探したり、しゃがんだ瞬間 寝落ちしてしまったり。ソロの良い点でもあり悪い点でもあり。

f:id:ridgeww:20190801182915j:plain

 

でも、

周りに人間のいない

花に囲まれて この世かあの世か区別がつかなくなって ふわふわしていました。

こんな感覚、世俗では味わえませんからね!

競争や、早く行くのはトレイルランナーにお任せします。

 

それでも稜線で、歩いても歩いてもガスで見えないので何処までいくのやら、ペースは上がらないし、ふと繋がった4Gで すかさず笠ヶ岳山荘に電話しました。

 

痛み始めた膝が、動かす方向加重によってはピキーンと刺激痛となっていました。

それが、それがですよ、電話済ませてこれ以上迷惑はかけれん!と気持ちが起きあがったら刺激痛は感じなくなったんです。

さては脳の暴走だったな〜

 

『疲れ』ーーー休憩とったのに

『空腹』ーーー食べた後なのに

『痛み』ーーー炎症や傷も故障も持病などもないのに

思いあたるケアしているにもかかわらずに感じるこの三点は、もしかしたら(止まれ!休め!)と悲鳴を上げている脳の暴走の場合があります。

 

それこそメンタルトレーニング!まだまだ修業の余地はあります。

 

さて、小屋到着して後、頂上へ行きかけたところポツリポツリと大粒の雨。これは来るぞ〜と判断して小屋に引き返したらドワー!土砂降りです。寝る部屋は、槍ヶ岳などの見える特等席の部屋だったようですが、始終真っ白でした。

 

笠ヶ岳山荘は、新しく、特にトイレにビックリしました。

和式のポットントイレなのに、アンモニアの刺激臭が全くない!

食事スペースは畳で食後談話室となり、思いっきりストレッチ出来たからか、下山後疲労や痛みが全く残りませんでした。

山行後のケアを教えてくれて、サンキューようきさん。

 

翌日。

 

f:id:ridgeww:20190801183114j:plain

頂上はまだガスでしたが青空も垣間見え、稜線を歩き始めたら...

うわーーー♪

f:id:ridgeww:20190801183204j:plain

(振り向いて 笠ヶ岳)

 

太陽が…

f:id:ridgeww:20190801183312j:plain

 

いきなりキターーー!

 

f:id:ridgeww:20190801183342j:plain

(同じ方向)

 

その後は雲のパフォーマンスをずっと楽しめました。

 f:id:ridgeww:20190801183412j:plain

(一瞬見えましたね)

 

だらだら歩きも良いもんで、オコジョが遊びに来てくれましたよ。

f:id:ridgeww:20190801183446j:plain

(慌てて一眼レフを構えてパチリ)

 

 

f:id:ridgeww:20190801183524j:plain

(おどかさないように...カメラが気になるのかな?)

 

オコジョが警戒するようなオーラじゃなかったんだとも思います。動物は敏感ですからね。

 

本当はわさび平小屋でうどんかスイカか、何か食べる!のを支えに下山していたものの、順調だった杓子平越えての下山に こんなに石あったっけ?

その度 着地に神経使い、

雨あがりで滑って気持ちは折れ(笑)

はるかに見える新穂高で 、その距離にまたウンザリ(笑)

 

だってほら〜💦

f:id:ridgeww:20190801183720j:plain

(遥か彼方...💧)

 

新道入り口まで降りて来られたのが2時過ぎ。

やべ!ここからまた一時間かかるし、4時に出庫しないとまた加算される!わさび平小屋は次回のお楽しみとして帰路を急ぎました。

 

ところがところがお財布を見たら、小屋で気を使って小銭で払っていたので札がない💧

 

ロープウェイ駅で両替…なわけないじゃん!

f:id:ridgeww:20190801183855j:plain

 

 

ソフトクリームとスナック菓子買って、高くつきました(笑)とさ。

 

おしまい

(長文、最後までのおつきあい、ありがとうございました❤💕)