エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

コミットして欲しいのは『結果に 』じゃない

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ジムゼロのパーソナルトレーニング2回目を受けた。

 

受ける人間によって目的は違うが、

私は 人体本来の姿勢を身体に覚え込ませたいと思い 予約した。

 

若いときは当然のように 猫背をウリ(?)にしていた。若い時の猫背やO脚 反り腰などは 可愛くさえあるが、成長期 成熟期過ぎて更年期以降の体のクセ、歪みは 故障や持病の元である。またそれに気づいても修正はおいそれときかない。大体は自覚すらない。それはジムに通い始めて実感したことだ。

 

原トレーナーの人体に関する引き出しがとにかく多くて、「これは?難しければじゃあこれを」と、

受ける側の人体が可能なストレッチ(可動)を即座に指示される。

 

それと原トレーナーの魅力は、あの無駄話!

よそ事のようなトリビアが、ずっと探していた私の真理だったりするのだ。

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【ビフォー 受ける前の自己流 重心には自信あり。肩まわりの自由が利かない状態】

 

で、以前一度 パーソナルトレーニングを受けてみた。そしたらあら不思議♡

 

もうほぼ諦めていたポッコリお腹が 自分でわかるくらい箱(骨盤)に内蔵が収まったのだ‼︎ で、骨盤から出ているのは十代から溜め込んである脂肪だけにする。そうするとなだらかな女らしい曲線となるのだ。

 

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【アフター受けた後 肩甲骨位置による腕の修正。腹筋お尻内腿のコンビネーションによる骨盤位置】※ミリ単位なので、体づくりに興味のない人にはわからないかも💦(笑)

 

私が目指しているのは『年相応の理想型』で、美魔女とか『五十代なのに二十代(ピーク)のように見える』という方向ではない。なぜ男は五十以上で(年齢を重ねることが)魅力的な人が多いのに、女はいつまでも年齢不詳でなければいけない?

私は目指すとしたら 変幻自在で変わるのを楽しんでいる夏木マリだな。枯れてきた声をあえて出したり(湯婆銭婆)、味があって隠さないところが好き。

 

ジムゼロの方向性についてもう一点。

 

私は五十代女性の平均値よりも筋肉量が少ない。左腕など77%しかない(笑)さる数式に当てはめると寝たきり予備軍になる。

登山をしている旨伝えてあるので、効率良い体の動かし方が トレーナーの一貫した指導だ。

 

あえてのこんな質問を、時を変え トレーナーを変えて、 複数回にわたってしてみた。

 

「数値として筋肉量が不足していると出ているのに、なんでガシガシ筋肉を付けるようなメニューにしないんですか? 

私だったら効率良い動かし方が出来ちゃってるから 筋肉がつかないんじゃないですか?」と。

(な〜んて あえてのわかりきった質問を)

 

そしてそのお答え。

「その人の身体に必要のない筋肉は、故障の遠因になります」

「筋肉だけつけようというのなら、すぐつくんですよ、今やってるマシンの負荷を重くするなり 方法はあります。

だけど、その人の特性や生活に沿った体づくりでなければならないのです」と。

その上での 筋肉が増えていくような メニューや、食事内容を提示していく。

 

『何か月のちに』みたいな短期決戦的切り口ではなく、

『見た目』だけでもなく、

その人が体の使い方を覚え、身に沿った目標にベクトルを向けていけるように。

気づきを 忍耐強くまち、そっと寄り添う。

 

『歩き方が変われば人生が変わる』

 

スゴいーー!

 

 

それにしても 身体にクセも問題も、課題がない人など存在しない。

この寄り添う立ち位置。

つくづく思う。

ゼロに通うようになって、本当に、今だに思う。

やーくんが関わった療育担当者が、療法士が、

 

こんな姿勢で寄り添ってくれていたら…と。

 

問題点なんか専門知識があれば、すぐわかるんですよ。素人の母親だって血眼になって調べたら そこそこ詳しくなるくらい。それをズバーっとたれ流しにするんじゃなくて。。。

 

この親子の…

人生の…

 

そっちにコミットして欲しかったな。

あー忘れよ