花の山、白馬へ一眼レフを持って
今年の梅雨は長いですね。生まれ育った四国の方がよく降って、嫁いだ長野は 梅雨時もあまり降らない印象でしたのに。
七月は、やーくんの支援も多めにお願いしてあり、日帰りでも行ける限界点など探ってきて、白馬なら高山植物が咲いてるあたりも行けることがわかってきました。
とはいっても、9時に作業所に送ってのちで、歩き始めが11時くらいになってしまいますので、あまり奥には行けないんです。
けど、ついついの衝動買いばかりしてしまいがちのイ〇ンのクリアランスセールなどよりも 良い時間の使い方だろうと。
さて、今週は長野でさえ週間天気がずっと雨。
(これはセールに行く他ないか…)と気をもんでいたら、曇り予報に変わった!
よっしゃ!!
これがありますからね、最近は天気図解説のつく気象予報は かじりついています。
家を出る時は晴れていたので、午後は大気の状態不安定とはいえバスタオルだけ外に干して (あわよくば乾けばよいな、くらいに)出発しました。
八方尾根など見えるスキー場はグリーンシーズン、広めの駐車場がどこもガラガラなのは、ちょっとさびしいものです。
みんな知らないんだ!梅雨時の白いお花の可憐さを!
数年前の六月のバースデー登山に白馬大雪渓を登りました。
白馬尻までの道沿いにサンカヨウ、そして衝撃的だったキヌガサソウ。
高山植物の特徴的な葉っぱの真ん中に花が咲く形態がとても興味深かったです。ゴゼンタチバナにしてもですね。
その後穂高の方でもキヌガサソウを見ましたが、何だか小っちゃかったし数少ないし、『白馬のキヌガサソウ』として私の中には記憶に残っていました。
高さ1.5mほど、人がつかめるくらいの太い茎の上につぼみがついています。
博識なお知り合いに教えていただき『オオウバユリ』だと知りました!その後ググってみると、ひとつのつぼみがパカッと分かれて 数十の百合の花がつくみたいです。サンダーバードのテーマ曲が頭の中に流れています(笑)
そういや連休があったから林道の草刈り後で、みずみずしい草の匂いに囲まれての歩きになりました。
春先雪がよく降っていたので雪渓も大きいのかと思いきや、白馬尻小屋前はもうごうごうと流れる沢になっていました。
前に見たのは6月下旬。キヌガサソウ、サンカヨウ、終わっちゃったかなあ。。。そんな思いながら歩いていると…
群生しております!
来てよかったわあ、さすが白馬のキヌガサソウ♪
白馬にいる間は日も射していたりお天気は持ったのだけど、帰りはじめの午後から夕刻、あちこちに雨雲がかかり、自宅辺りも勢いよく降ったみたいでひとつだけ外干ししておいたバスタオル、滴がたれるほどに濡れてありました。