エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

『妻のトリセツ』

こんにちは、エガクです。

先に書いたように、本の順番待ちが何冊か控えているというのに 数週間前に新聞の新刊案内で知ったこの本が 読みたくて読みたくて......(苦笑)

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それでもこの間 書店で二回本棚に戻して「ガマンガマン」と唱え買わずにすんだのだが。。
ついに我慢できずに買ってしまった。そして一気に読了~

この著者黒川伊保子さんの本は、10年くらい前かなぁ『男脳 女脳』を読んで 夫の不可解な言動や行動を初めて理解出来た、という人生の恩人であります。

私自身が姉妹で女系家族、男は父親だけ。
その父親も家長として気を張っているような姿しか知らず、男の本質みたいなことをなにも知らなかった深窓の元令嬢なわけですよ(爆笑)

女が読んでも、自分の思考特性を知ることが出来ると思います。攻略というか、コントロールするにも理解してないとね。

この本は題名のとおり 夫に対して書いているので、
もし!妻のフキゲンのもとが理解出来ないとか、、、うーん、女心がわからんとか常々感じてる男性がいたら、読むと良いかも。よ。

特に理系(理論思考)の男子!(笑)
思考のベクトルが全然違うから。
わたしもこんなに違うと思わなんだ。

あんまり詳しくここには書けないけど、一例

女にとって 男の
「言ってくれればやったのに」は、
イコール「僕はあなたになんの関心もない」
つまるところ「あなたを大切に思ってない」と同義語
(そう思って言ってるんならドンピシャだけど、違うでしょ?)


女性は感情に伴う記憶を長期にわたって保存し、しかも『みずみずしく取り出す』ことが得意な脳の持ち主。
心が動くと収納された過去の体験記憶が数珠つなぎになって一気に引き出される。「前もこんなだった!」(それが何年も前の出来事)的な言われ方に記憶はございませんか?

「一日中家にいるんだから」みたいなこと、言ったことありませんか?
言われた女は 殺されるにも等しい衝撃を受けネガティブな記憶として刷り込まれます。
その理由は 本のなかに!

急に怒りだしたりしたときは、知らなかったとはいえ 地雷を踏んだのかもしれませんよ~

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そういえばこの数年、夫から不快な言葉を投げかけられた記憶がない。
夕飯など、聞きもしないのに「うまいうまい!」を連呼する。若いときは無言で、燃料を詰め込むような食べ方だったのに。。。
なぜだ?!
黒川伊保子を読んだのか?

テクであれ、入れ知恵であれ出どころは大事でないのです、夫婦というロングディスタンスの関係維持には 不快な体験をしないことの方が重要な気がしております。私も、仕事の弱音が漏れだしたら反射のごとく「大変ね~そうなんだね。。。」と言葉をかけます。

自分一人の食事だと やーくんの残りをあつめたような 不可解な食べ物(笑)の 時もあるが、夫のいる夕食は やーくん2人の時より一品多いし、「うまいうまい」が聞きたくて 作ってる気がしますね。