奈川スノーシュー (ぎっくりリハビリ)ツアー
こんにちは、エガクです。
今日は日本全体を寒気が覆い、暖冬に慣れた体には 寒い一日でした。
そんな日にわたくしエガクは 奈川でのスノーシューツアーに出かけてきました。
イッシさんと パチリ
ご存じの方はご存じのように、
主婦の鬼門、年末年始のビッグイベント明けにぎっくり腰を発症。
再開しようとしていたトレーニングも
ハーネスを新調した冬山ツアーも
棒にふって ひたすら怠惰という名の回復につとめた一ヶ月でした。
これで何がこわいって、
汗をかくとか 寒さとかを 億劫に感じること。
そう!キモチの種火を落としてしまうことでした。。。
体力は、気持ちさえあれば挽回出来るじゃないですか。
そこでグッドタイミングに募集を見かけた
奈川のスノーシューツアーに 申し込んだのです。
行ったことのない場所、
新たな出会いのなかで
『また行きたい』
『歩きたい』 と、
リスタートさせようと。
ガイドさんは、長年上高地のネイチャーガイドをされていて、毎年 徳本峠の整備を手がけていらっしゃるとのこと。
あいにく眺望がきかない天候でしたが、
奈川の歴史、植物のお話し、とても興味深く面白かった~!
晴れていれば乗鞍岳と穂高岳が見られるとのこと。
ガイドさんいわく、奈川からの乗鞍岳はカッコいいって!
高気圧が来たら も一回来てみようっと。お!キモチ上がってきてるじゃん~♪いい感じ❤💕
歩いた距離もゆっくりお話を聞きながら一時間ほどでしょうか。
高ソメキャンプ場で火をおこし、
歩荷してきてくれたとん汁で 中から温まりました。
木がよほど乾いていたのかすぐに火がつき驚きでした。
奈川生まれのガイドさんは 父上に、『山に入るなら、雪の上でも 水の上でも 火をおこせなければならない』と言われたそうです。
何げないひとときでも話がはずみ、
ガイドさんはまとまった休暇をとっては四国八十八ヶ所の歩き遍路をしているそうで、私も歩いた『遍路転がし』でのエピソード、風景が鮮やかに甦ってきました。
山登りをしていて何が良かったかって、初めて会った人とでも、時代がずれて会ったことのない人とも 時空も超えて 同じ場所を共有出来ることですね。
田淵行男がいた場所に 私も居た。
小林喜作の通った場所を 私も通った。
ガイドさんの見た弘法大師の巨像を 私も見た。
20年前に母親が登った山を話題にして 登山道やら山道具やらで 話が弾むんですもの。ある意味 親孝行かな、と。
街の風景は 短いスパンで 店舗や建物がなくなっていたり、
再開発で道の流れを変えてしまったり。
今回通った 奈川に向かう国道158線も、また大規模にトンネル工事をしています。
『国道なのに(笑)』的なイジリ場所がまた消えてしまいますね。住民の利便性を考えたら可能な改良はするべきなんでしょうね。ドル箱路線でもあるし。
心地よい体を動かした感と、
2年前にあれだけ苦だったスノーシュー。
それが、スノーシューっておもしろい!って好印象と、
今度は晴れたときに ガイドさん自慢の奈川からの乗鞍岳 穂高岳を見る!という情熱とが再燃してきたツアーでした。
また、8人だったので すぐに打ち解け とても居心地のよいひとときでした。
最後にバッテリーが落ちる寸前にパチリと一枚。
こういうひと、居ますよね(笑)