思い立ち野麦峠へ
梅雨入り前の松本市は、
猛暑日一歩手前の暑さです。
今週 山に行くとしたら今日しかないけど
暑さと、いきなりの急登のルートが頭に入っているのもあり、
光城山へ行く気持ちに 向いていかない。。💧
ここのところは 身体からの、内面からの声に耳を傾けるようにしています。
でもやっぱりカラダを動かしておきたい。。
お!
野麦峠があるじゃないですか!
50km先とはいえ松本市ですもん。(笑)
(奈川の標識。 数字が2桁って、市街地ではあまりないのでパシャリ)
スノーシューツアーで行ったから距離感もあるし。
やーくんの支援を取ってないので、
4時のお迎えに間に合うには 2時に発車させれば不測の事態にも対応できるし大丈夫だろう。
早く帰着したらしたで、買い物とかやることはいっぱい💦あるし(笑)
今日は西から天気が崩れるから、午前中…いや、松本なら日中はお天気も大丈夫だろう。
予測的中!
(帰宅して やーくんのお迎えの頃には、朝見えていた乗鞍岳も西からの雲で見えなくなっていました。風も強くて田んぼの水鏡も波立ち映りません)
道の駅の『風穴の里』で、軽食を購入
やっぱりちょっと浮かれてますね(笑)
奈川地区に入ると路肩のあちこちに車が停まっています。山菜採りでしょうか。
気候的にはひと月くらい違うのでしょうか、ハリエンジュがまだ勢いよく咲いています。
甘い香りをまた嗅ぐことが出来ました。
オダマキも葉っぱが出たてでした。
ハルゼミの大合唱です。
毛虫のカーテンは…
全くぶら下がってません!やったー!(笑)
奈川の樹種には 毛虫は出なさそうな気がする。
峠道は、
道の斜度も快適で、息も上がらず
スタスタ行進リズムで登れました。
よく手入れされている道です。
地元の人たちが 慈しみ、大切に守っているのがよくわかります。
(仏さまにもお花がたむけられています)
ブッシュクラフト作法、野麦峠のベースラインにお邪魔するべく、
カシワデ?拍手?鳴らしながら歩きました。
一度キジのような茶色い鳥が 慌てふためいて飛び上がりました。
びっくりさせてゴメーン!
(ブナの自然林(左)と、杉の人工林(右)のクッキリさかい目)
(栃の花 これはまだ若い樹ですね。巨木になりますから。)
野麦峠頂上では、青さを増した乗鞍岳が見えます。雪とのコントラストが素晴らしかったです。
登りは40分、
下りは15分でした。
今 気になっているのは、岐阜側の峠道です。
どう行けば良いかな。。?
路線バスなどは当然なさそうなので、
頂上か
岐阜の野麦集落に車を置かせてもらって往復。
ってところでしょうね。
看板では、下りで2時間とあります。
ということは登るのは3〜4時間みとけば行けるかな?
ということは6〜7時間。
朝早くスタートの、午後終了か。
やーくんがショートステイの時なら朝早く出られるので、その時に行ってみますか!
(炭焼き窯跡)
(趣のあるバス停)
他にもお地蔵さまや、立派な木造の祠など道路沿いにもあり、『奈川のまち歩きツアー』なんてあったら良いなぁ
帰りの運転中、対向車がパッシングしてきてドキッと思わずブレーキを踏んだところ、すぐ先に速度違反を見ていました。
見ず知らずの方から『気をつけて』ってメッセージをもらえたのが(違反しなかったのもセーフだったけど)コミュニケーション取れてうれしかったです。
私も誰かに優しくしよう!と思えました。
pay forward ですね。
まだ自粛の後引きで、ナマのコミュニケーションに飢えてますので、こんな事が嬉しく感じました。
これも今日の行き先を、
奈川を選んだから
なような気がします。
帰りの運転中、窓を開けっぱなしていたら トンネルの中など何だか冷んやりで、むしろ寒いくらいです。
クルマの温度計に目をやると19°C!
家の近くになるとすぐさま30°Cに上がっていたので、夢のような気温でしたね!
この夏、
暑さが辛いと感じたら、
奈川の冷涼な気候の 山歩きしに行こうと思います。