エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

現実に目を向けよ

結婚して30年になるのですけど、

先日 

こんな暮らしを夢見た…といった気持ちを体現した

『物』を処分しました。

 

収納容器で、籐などの自然素材でできたものです。

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使った方はわかると思いますが、厚みがあり限られたスペースでの収納には不便この上ないのです。

その上に 耐久性もなく、ささくれ立ってきたりポロポロ粉が落ちてきたり。。

 

 

 

はじめ 燃えるゴミの日…と思いましたけど袋に入りきらない。

で、まとまった数になったこともあって クリーンセンターへ持ち込もうと浮かびました。

持ち込みは、少量でも基本料金160円がかかります。

(いやまてよ)と。

 

〇〇オフに持って行ってみました。

最悪 無料引き取りになりますけど、こちらが払うことはないですし。

するとまとめて200円也。

 

自然派』は良い方向だったけど、

上手くいかなかったんですね。

 

 

今はスッキリ暮らしたいと、思っていて

とにかく もう使ってない物は手放そう…と

考えています。

 

 

 

 

 

 

八ヶ岳 ヨリミチ 八ヶ岳倶楽部

こんな経験があります。

 

 

ずっとそばにあったのに気づいてなかった

 

繰り返し聞いていた言葉で目新しさはないのに

『初めて聞いたような』感じを受けた

 

もうアラフィフで、

正味初めての言葉などは、そろそろ無くなってきていますが、

 

 

『心の琴線に触れる』

 

そう表現する事にも出会うことがありますね。

それはさまざまな出来事を経ての、これだけの時間をかけての

このタイミングだったとも思えています。

そうして新しい歩みの一歩を踏み出していく。。?

 

 

勝手知ったる八ヶ岳山麓で、

そんな心境、体験をした というブログです。

 

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ヨリミチウォークは、春先に企画が発表されてから 心待ちにしていたものでした。

www.yorimichi-walk.com

ところが発表後のコロナ自粛で、

延期になったのは

本当に残念でした。

 

 

なにをかくそう ヨリミチは、登山家花谷泰弘さんが社長のファーストアッセントです。

first-ascent.co.jp

甲斐駒ヶ岳にある通年営業山小屋の七丈小屋の運営から始まり

www.kaikoma.info

尾白登山口までのアクセスが 自家用車以外では不便な事に着目、旅行業の免許を取得して宿泊と あずさ下車後の予約タクシー送迎のパック

とか、

北杜周辺の山や、七丈小屋を拠点とした、

難易度別のガイドツアー

甲斐駒を知り尽くしてなければ不可能な 

御中道や日向八丁尾根などマニアックなツアー

ご両親と弟さん運営の武川のフレンチレストラン『BISTRO TOMATE』とコラボ

www.agrieable.jp

とか、

まあ そそられる企画が次々と!

 

いくつかのってしまいましたよ(笑)

 

そして今年は 

子どもたちを対象にした『北杜 山の学校』企画もスタート。

www.mt-hokuto.com

ただ単に山に親しむというだけではなく、 自分の身を守る というような、防災的な要素も含まれていたようです。

 

 

ヨリミチは、

歩くことを始める

歩くことを続ける

歩くことで健康になっていく

といった 歩くことを楽しむコンセプトで、

ヘビーな登山は無縁な人や、いわゆるシニアにも参加しやすい企画。

ゆりかごから墓場まで北杜市民だったらよかったなぁ。。とチラリと思ったくらい(笑)

 

で、今回のヨリミチは、八ヶ岳倶楽部とのコラボ企画ウォーク後に柳生直子さんのネイチャーセッション付きです。

私はかつて茅野市民だったのですが、わちゃわちゃの子育て世代だったこともあり 

洗練された雰囲気漂う八ヶ岳倶楽部には 足が向きませんでした。。

 

八ヶ岳倶楽部

俳優の柳生博さんが八ヶ岳山麓に移住して

始めたレストラン、ギャラリー、ショップがあります。

www.yatsugatake-club.com

八ヶ岳本来の植生の樹木を移植し作り上げた雑木の森です。

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地面に心地よく日光が届くよう 剪定もしているとのことですが、

ハサミの入った跡などわかりません!

 

我が家の、ザクザク切ってバサバサな樹木たちと大違い💦

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あ、、うちのはまだ若樹ですから💦(笑)

 

 

ああ💦前置きが長くなってしまいました(笑)

 

今回のヨリミチには午後の部に申し込みました。なのでやーくんを送ったのち ゆっくりと高速に乗って、二十代 三十代の頃走りまわった辺りを確かめながら行きました。

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黄色く色づき始めた鉢巻道路

 

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清泉寮の。。

 

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ソフトクリームはマストでしょ♡

 

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東沢の橋。新婚の頃だったか、何年に一度の見事な紅葉の年があって、

あの鮮やかな色彩は いまだに忘れられません。

今秋は、色づきはじめ というところですね。

 

さて そろそろ集合場所の八ヶ岳倶楽部に向かいますか。

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SAでうどんを食べてきたのでそのままでもよかったのですけど、ランチいただこうかしら♬

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ホットサンドをオーダー。

 

カフェのフルーツティーが有名だというのを知らず、ガイドのホーリーこと堀内さんからおすそ分けいただきました。

甘い香りの大人のお茶♡

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ポットでくるものは、左端に写ってる五徳?(笑)で保温されるので、

いつまでも温かくいただけます。

 

そうこうしているうちに集合時間となりました。

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堀内さんの説明はわかりやすいです。

 

 

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鉢巻道路をまきば公園へ向かってウォーク

 

 

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人工林の針葉樹と笹

 

 

 

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まきば公園

 

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先ほど来た東沢橋

こんな機会がないと、一人じゃ歩かないルートです。

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 また まきば公園に戻りながら、遊歩道へ

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マムシグサの実

 

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よく整備された良い道です。まきば公園のこんな奥があるなんて知らなかった!

熟年家族のウォーキングにも良さそう♡

 

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木漏れ日

 

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『なかどめの滝』樹林で見えにくいですが、正面は断崖絶壁です。水は枯れていました。この上に鉢巻道路があるということです。

アップダウンのある、八ヶ岳の地形をたどるウォーキングでした。

 

 

予定時間ぴったりに八ヶ岳倶楽部に戻ってきました。ホーリーすごい!

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次は、柳生直子さんの案内で八ヶ岳倶楽部の雑木の森を歩きます。

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笹を払い、地面にまで日が届くようになったことで、

山野草や樹木の赤ちゃんが育っていました。

 

いったん人の手が入った森は、人の手を入れ続ける。

そういう人の立ち位置を、手間をいとわず続ける…

覚悟を感じる八ヶ岳倶楽部の森のありようです。

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今回のコラボ特典!森に寝転ぶ

音や感触、ピリリとした空気、森に『私』を合わせる、

 

なんか解れていくのです。

 

見上げた上には・・・

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八ヶ岳倶楽部の崖下に水が湧いていました。

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この西沢が東沢と合流し、

釜無川となります。

釜無川富士川の流れとなって太平洋に注がれていきます。

落葉広葉樹に含まれる成分が豊かな海の源になっていきます。

東北の漁師さんたちが森の植林を始めたというのも、そういう関連があるからです。

 

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柳生直子さんのお話の内容は既に知っていたことばかりだったのに、なんででしょう。。

なんだか心が揺さぶられました。

 

 

森の呼吸の一部分になれたからでしょうか。

『私なんかがやったことなんで微微細細』

そんな無力感を乗り越えて、

(気がついたことからやろう)そういう気持ちの持ちように変わってきていました。

 

 

解散後、ショップをぶらぶらしていると、白花のフジバカマを発見!

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自宅までは距離があるし、気候も違うだろうし、この時期からの植え付けってうまくいくかな。。。

ちょっと迷いましたが同時に、

脳裏に 我が庭にアサギマダラが遊びに来た場面が浮かんだのです。

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なんだかワクワクするねぇ!

 

連れて帰って翌日鉢に植えました。

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予想以上に良い時間を過ごせて

自分の中に化学反応を起こしてくれたヨリミチでした。

 

火を見る

夏ごろから何処か火を焚けるところはないかと

なんとなく探していたところがありました。

 

『炎を見たい』と 心が言っていたのです。

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なかなか中道を保てず

やけに元気いっぱいではしゃいだり

(私に言わせれば、いつも明るい人は要注意です)

逆に怒りっぽかったり

家族に当たってはいけないと思って不自然に寡黙でいたり…

SNSが気になって気になって(依存状態)四六時中開ける…

心中荒れた数ヶ月を送っていました。

 

ただ、荒れながらもなんとか打開したいとも思っていた気持ちはあり、自宅で始めたことが写経です。

 

書き順もめちゃくちゃで、書道も学校の授業以来だし、心得のある人から見たら邪道そのものです。💦

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だけど、在宅で居て唯一の集中した時間、

背負ったものをひと時忘れられる時間です。

そういえばわたしにとっての登山も、

わたしに集中出来る時間だからハマったところもあります。ただ、コロナがあったり、やーくんとの兼ね合いがあり、行きたいと思った時に行けないという現実もあります。

 

 

登山、

写経、

そして炎。

 

心を鎮める儀式だと気づきました。

 

そうしたところがタイムリーに

すえなみブッシュクラフトスクール『大人が森で過ごして良い火』

(日ではないのか?火で良いか。そこに吸い寄せられたんだもの)

#すえなみブッシュクラフトスクール

大人が森で過ごして良い火

 

これをFacebookに見つけて、

出先だったので日にちを確認後返事しようと思っていたらそれ以後タイムラインに上がらなくなり 

直接問い合わせて数日前に参加表明、

前日に買い物カゴにポンポンと道具を投げ込み 

朝は生モノなどを保冷バッグに入れて、

やーくんを送り

その足で会場に向かいました。

 

穏やかな日よりです。

会場についてからマッチを忘れていることに気づきました。

車で行くのがわずらわしかったのでお店まで

歩いて行きました。

 

そしたら、

木漏れ日

鳥のさえずり

赤い実、

地形など、

今まで数回来ているのに、新鮮な刺激が五感をくすぐります。

 

戻ってきてさっそくたきぎを集め、

夏に作ったストーブに着火しました。

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火も眺めながらコーヒーを淹れます。

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校長はシェルター作りにかかっています。

コーヒーを飲みながら

火を眺めながら

鳥のさえずりをききながら

 

何かが解れていくのを感じました。(ほぐれる=解れると書くんですね。まさしくその通りでした)

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火や新作ストーブの話をしているうちに、

特に打ち明けるつもりはなかったのに、

肉を焼きながら

校長と話をしたりしました。

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わたしの肉

 

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校長のベーコン

 

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(こちらも実証実験)

 

あまり詳しくは 恥ずかしいので省きますが(笑)

いろんな情報を集めること、

知識を深めて分析すること、

冷静な時にルールを決めておく(事故や事件になるような衝動的な行動はとらないと平穏時に決めておく)

 

それらのことが間違いではなかったと再認識することが出来たこと、校長には感謝です。

そうした総合判断が出来ること=大人

まさしく『大人の森の時間』でした。

 

なにも上手くいってなくて形を成していない私ですが、校長にも言われた『結果に意味を見出さない』それを端的に表現してくれた話があるので、最後に紹介したいと思います。

 

Happy Dayzさんや後藤商店さんが載っている雑誌をワクワクして買ったのに、無名の私が焦ったり自分の現状に落胆したりと、いわゆる中道を保てなくて最悪だった時、

中の近藤謙司さんの記事に目が釘づけになりました。

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かつて近藤さんに、エベレスト山頂に導かれた一般女性が

「登頂すればなにか変わるでしょうか」

と尋ねたそうです。

 

その時の近藤さんの言葉。

「なにも変わらないよ。あなたは、エベレストに登ろうと決めたときにすでに変わっているのだから」

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アサギマダラ

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(大町で会えたアサギマダラ)

 

あれは夕方の幼児番組だからもう15年は前だと思いますが。

いろんな生き物の詩を、それぞれ本格的な音楽にのせて歌にしていた時期があったんです。

【むしまるQ】

 

手抜きなしのそのジャンルのメロディにのせて、題材の生き物のことを歌い上げるという。

イカスミダ・タコスミダ」は、影山ヒロノブですよ、あの。レイジーの!

ヘヴィメタル音楽とイカタコとのミスマッチ!(笑)


【影山ヒロノブ】イカスミダ・タコスミダ【むしまるQ】

初めて聞いたとき、のけぞっちゃった(笑)

 

 

その中で『ちょうのきた道』というオオカバマダラの歌がありました。検索したのですが、ヒット出来ませんでした💧💧ニコニコ動画にはあったんですが、アップしてもよかったのかな?

 

これもミュージカルみたいな イメージで言うと『ライオンキング』みたいな。

すごく壮大な 朗々と歌いあげる作りになっている歌でした。

 

で、

そのオオカバマダラという蝶について。

オオカバマダラ南北アメリカ大陸を、世代を重ねて縦断します。

 

鳥や動物の大移動もありますが、その個体が行ったり来たりすることは、

(ああ、子育てするのに暖かいところでないと難しいのね)

(暑さは苦手だから北上するんだ)など、

なんとなく理由は考えられるんですけど、

着いた先で卵を産み寿命を終わらせる。そして留地する個体もなく延々と移動を続けているという 蝶の渡りをみると、生きるということの生命の根源を考えさせられます。

 

そして日本には 同様な生態の、

アサギマダラを見られます!

本州から沖縄を越え なんと東南アジアまで渡るんです。

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数年前に、山小屋のお土産のモチーフに選んだことがありました。

けれどその時は、羽の模様を意匠化することに気がいっていた気がします。

 

実物を見たのは、一年前の黒戸尾根です。

その時はガイドさんが「あ、アサギマダラ!」と指差した時にはもう豆粒のようでどんな蝶なのかさえ見えませんでした。

それと今年、有明山登山道で、本体のない羽を見ました。

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それがじっくり見られた最初です。

 

今年の描くきっかけも、実はエガク工房商品化の題材に選んだんですけど、

省略化 

デフォルメ 

デザイン化

それらをするにしても、まずは描いて自分の中に落とし込んでから…と思ったのです。

ところが昆虫って、人体 動物 鳥類等の 今まで描き慣れた筋肉で構成された生命体と、

作り

飛ぶシステム、

もう全く違うんですよね。

昆虫に関しては 解明されてない部分も多いので、

わたしは科学者体質でないし、わからないところはわからないまま抱きしめて描こうと思います。

ところがそれにしても、羽の柄だけ描いていても、

ちっとも生命感がないのです。

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(描けてはいるけど、違う。。そこはわかる)

 

柄だけ追求し過ぎると動きはなくなっていって標本のようになってしまうし、かえって商品ならその方が映えるのかな。。とか。

まああっちこっち思考は飛んで常に考えていたって感じですね。

 

『あさぎ色』というのが薄い空色みたいなんだけど、検索で上がってくる写真で 青いのはほとんどないという。。

 

これは実物を見たい!

 

Facebook友だちの投稿に期せずしてアサギマダラを見に行ったというものがあり、今長野あたりに居ると知り 行くことにしました。

 

大町のホームページにちらりとヤナバ、青木湖 中綱湖あたりということで、いつも通過している所なので新規開拓な気持ちも兼ねて出かけました。

ヤナバという地名めがけて行き、まずはヤナバスキー場に着いたものの、ススキがそよぐばかり。。

その下に簗場駅、中綱湖があったんですね。

大きな道を走るだけでは気づかずいるのも 仕方ありませんね。

 

 

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中綱湖 

仁科三湖の中では最も小さく、逆にそのことが風のそよぎ、

植物の中に見える季節の移ろい、

鳥のさえずりや姿など、

等身大に自然を楽しめる、そんな印象を受けました。

 

これまた検索で、フジバカマという植物にアサギマダラが好んでやって来るとも知ったので、フジバカマをまず探しました。

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草刈り跡の中に唯一残されていたフジバカマ。

これは期待大♡

 

次のフジバカマ群生に移動してみました。あ!

いたいた。

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初めはわたしが動いただけで飛び立っていたのが、だんだん慣れてきたのかかなり接近してシャッターを押しても、その場にいるようになりました。

 

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光に透けると淡い水色に見えました。

そしてやはり身体部分の方から羽が拡がる。

そういうイメージで柄を捉えてみようと。

 

そして描いたのが

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わたしなりに 蝶の命に触れた、

そんな気持ちになれた記念すべき作品です。

 

 

ビバ! 大町♡

今シーズン以前の大町の印象は、

白馬に行く通過点、 

立山黒部アルペンルートの発着点。

というところでした(すみません💦)

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(橋からの爺ヶ岳鹿島槍ヶ岳 ここから眺めると、キターー!とちょっぴり非日常の高揚感を味わえます)

 

 

今年はコロナで、日帰り可能なところに行っていました。

 

(そういや爺ヶ岳方面、行ってない)と気がつき柏原新道を利用したところ、道の良さに惚れてしまいました。

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この道の良さならテント背負っても私でも行けるんじゃないか!と

『初単独高山テント泊』も実現出来ました。

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ひとところ突破すると、次々と拓けていきます。

近いけど地図上だけで知っていた七倉温泉も、

足を延ばしてみたり、

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『ぬるめ』=わっぱランド にも行くことが出来たりしました。

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また今シーズン、家族にも変化があり、休みの日にはウォーキングに出かけるようになりました。

慣れた場所の時もあり、

飽きてきたときには日ごろわたしが行って見ておいた情報が役に立ちました。

 

今日は大町方面に行こう!ということになりました。

 

ウォーキングなら、のどかな中綱湖が良いだろうと出発。

塩の道 古道を歩きました。

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アスファルト舗装の道は、なんだかやーくんの抵抗が入ります。

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青木湖もちらりとのぞき車まで戻りました。

駐車場でランチ。

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その後は前から気になっていた標識、『居谷里湿原』に寄り またウォーキング。

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学術的には貴重なようですが、花の季節も過ぎていて

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素人にはすり鉢状地形と 湿気っていることくらいしかわからず(笑)

キノコがいっぱい出ていて、もうおひとかた手に袋を持ち何か採っていました。

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やーくんには木道や木の橋など変化に富んだ地面が面白かったらしく、中綱湖の時よりスタスタと歩いていました。

 

その後、さらに寄り道してわっぱランドの「ぬるめ」を紹介することが出来ました。

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(乗ったり降りたりで、フキゲンやーくん(笑))

 

 

暑さのひと段落ではなく ついに秋本番かと、

ちょっと肌寒さと服装のミスマッチも感じつつ、

大町の懐の深さを堪能したウォーキングでした。

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また来るねー ヽ(^o^)

 

尾白渓谷ウォーキング

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甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根登山口から行ける 尾白渓谷なのですが、

登山前後は ほかの要素を入れられず、

行った事がありませんでした。

 

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日曜日、いつものウォーキングでなくて

足を延ばそうかという提案が出ました。

これはまたとないチャンス!

さっそく気象を見ました。

当初 安全に歩ける栂池自然園と思っていたのですけど、北陸のお天気が悪そう。。

北陸が下り坂だと後立山方面もつられて悪天候の傾向があるんですよね。

 

対して八ヶ岳甲斐駒ヶ岳方面は、午前は絶対良いはず。

ただ、午後 湿った空気の流れ込みで大気の状態が不安定との事で、局所的に降られるかも…ということは早出早着!(笑)

家族レジャーの時でも こういう感じで気象によって行動するようになったのも、登山効果ですね。

 

予定もないのに早起きはしませんが(笑)、

こんな風に予定が入ると早起きです。

 

夫はルーティン重視の日本人的勤勉型

私はイベントで日常が輝くタイプ

 

阿波踊りの四日間の為に他の一年を過ごす、

まさしくそういう生き方の人間だと気づいたのがつい数年で、生活が安定しているのに生きてる実感の薄さ・・・なんで気持ちが上がらないんだろう…と、長年しんどかったです💦

その事を夫に伝えるようになって、夫も自分の生き方を強要しなくなったところで(若き頃は責められたりもありましたよもちろん)家族の両輪として上手く回っているように感じています。

 

前回の種池テント行の時には、トイレ二ヶ所とお風呂、ピッカピカにして出かけました。

 

 

さて、8時20分過ぎ出発!

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よっしゃ晴れております。

甲斐駒さんは、ご機嫌ななめか終始雲の中でした。

 

尾白駐車場、交通整理の人が二人もいて 休日はこんなに来るんだ!

いつも平日なので。

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ペアルック?

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偶然ですが

 

 

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(やーくん、えらく気に入ってガラガラガラ、、)

 

登山者だけでなく、神社や渓谷、キャンプ場にくる、

オシャレしたひとやデートのような二人、小さな子どものいる家族、ペット連れと、山梨の憩いの場だったようです。

 

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流れが綺麗。。♡

 

 

渓谷の花崗岩を歩いて数分、すごく神秘的で迫力のある滝と淵にあたりました。

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そこから登るように橋がかかってあり、黒戸尾根に合流していました。

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黒戸尾根の十二曲りを家族が歩いている!

なんだかとても不思議でなぜか感激しました。

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ま、熊のひっかき跡までも行かなかったんですけど(笑)

なんで序の序(笑)

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再び河原に下りて、お茶することにしました。

 

そしたら。。

この、大きな岩に登ろうとした夫

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滑って

滑ったふりしたのかと思ったら、

本当に滑ってて💦

ゴロンと一回転!

水たまりに頭からジャビン💦

マジっすか! マジでした💦

本流に落ちなくて良かったです〜

 

温泉の支度をしていて良かったです。

ジャンパーの中は、速乾シャツのみとなっております。

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白州道の駅でランチして

べるがの温泉に入り

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温泉出てきたら結構な降りの夕立ち

早出早着。これも当たりました。

 

茅野の祖父母宅に寄って顔を見て(安否確認ともいう〜)

明るいうちに帰ってきました。

洗濯物がどーんとあったからね(笑)

 

 

白州は名水で有名です。

ここは夫に『利き水』してもらうべく

汲んで持ち帰ってきました

「どう? どうどう?」

 

「うん、美味しい水だ」

ほお!

「ミネラルが多いね」

ミネラル?(笑)

ミネラルって味するんだー(笑)

 

思い出しては二人で声を上げて笑い、

笑いの絶えない1日でした。

わたし 持ってるのかも

運転しているとき

 

急いでいるときに

ことごとくの赤信号に引っかかる、

イライラから怒りに変わる。

 

こういう時は、心持ちをリセットするが為の 唱える呪文があります。

いかん、いかん

 

感情をリセットします。

 

逆のスムーズに走行出来た時などには

日ごろのおこないが良いから〜♪

と、

人の目には触れずとも謙虚に過ごしている事を再確認して、

自分で自分をねぎらい(笑)ます。

 

昨日

佐久に出たい会がありました。

10時開始なので

9時にやーくんを送っといてではチト厳しい。

 

そこで作業所に福祉サービスが使えるか確認したところ、

人員も確保していただき 30分早い送りにOKをもらいました。

時間外といってもみてくれるのは、いつものスタッフですからね。

 

8時20分ごろ自宅出発ー!

朝ってあんなに混んでるんですね!私の知らない世界。。

いつもの道が激混み。

10分遅れで作業所着。やーくんを頼み、松本インターへ。

 

カーナビの 会場に到着予想時間は『10時15分』。 うーん💦 出来るとこまで挽回しましょう。

ここからトンネルまではカーブも緩く走りやすいので、少々飛ばします。

それが昨日の雨の勢いはひさびさの豪雨で、タイヤが浮かないようハンドリングと速度に気をつけます。

姥捨までのトンネルとカーブ続きの区間は、抑え気味に流します。

それにしてもの雨量です。

平日はトラック多いし、その陰に低速走行の軽自動車あり💦

 

今日のところは、燃費には目をつぶります。

 

姨捨に出てからの下り坂もコントロール可能の範囲で流しました。

そしてひさびさの佐久方面へ。

ここから直線が多いし、豪雨ではトンネル内の方が安心してスピードを出せます。

 

あとは下道次第。

スムーズに流れております。

で、到着〜

時間は『9時59分』

開始前でした〜♡他にも受付されてる方もまだ居ます。

これこそ

日ごろの行いが良かったから〜(☝︎;; ՞ਊ ՞)☝︎

 

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ランチタイムも終わり1時解散です。

4時のお迎えだから3時間あり、余裕です。

意気投合した方とその後もお話しに花を咲かせ、名残を惜しんで

1時28分会場を発車しました。

これならお迎え前にツルヤで買い物も出来そう ♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪ルンルン🎶

 

ナビに従ってたら佐久インターを過ぎちゃった💦

それでも小諸方面走行していたので 戻らず、小諸インターから乗ることにしました。

 

小諸インター入り口で警察官に止められ

「事故で通行禁止です。東部湯の丸インターから乗ってください。」なんですって〜

 

側道はうんともすんとも動かないのでUターン、

国道に乗ろうとしたらその枝道も数珠つなぎ。

まだ小諸なのに只今の時間、2時09分。(O_O)南無さんっ

心臓バクバク)))

でも車列はいくらか動いてるよ。

ここで呪文!

焦らなくていいから、大丈夫、大丈夫。

(もしあのまま佐久インターに乗ってたら、事故ってたのは私だったのかもしれないよ。)と、

今の状況の良かったところを思いつくままあげてみる。

 

そして、

この間に戦略立てました。

ナビの地図を見ると、この先の分岐で三才山トンネルと東部湯の丸インターに分かれる。

Facebookの投稿で、三才山トンネルは制限速度40km/hというのを思い出した。

もう1時間ないこの状況では高速走行にかけるってもんだな。いつも飯綱に行ってる時には姥捨から松本間が30分。目安があって良かった。

姥捨通過が3時30分前になれば良いんだ。

そして東部湯の丸インターON!

 

行きより車が少なくイイぞ

トンネルと直線で飛ばせるだけ飛ばしました。

うっっ

 

尿意が。。

 

時間は。。

 

3時45分ーー!

大丈夫だっ

安曇野サービスエリアでトイレに寄り

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そして何事もないかのように

3時50分過ぎ作業所到着! ♪───O(≧∇≦)O────♪

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いつもの自宅から発車するよりちゃんとお迎えできたのも、

おかげ様のおかげでございます。