エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

奈川満喫〜家族で野麦峠ウォーキング〜

歩くことが生活の中で定着してきて、

連休の一日くらいは新しいところへ行こう!

という、前向きな気持ちを持てるようになってきた

我が家族。

 

何処が良い?

 

と聞かれた時に、今まであちこち行ってきた経験が役に立ちました。

ギンギンの登山ばっかり行ってたわけでもないので、それが良かったです。

 

今回のイチオシは古道、野麦峠にしました。

斜度も優しく、長野側は辛くならないうちに峠のピークに着ける。それが次に繋がってゆきます。

 

前夜のやーくん、何があったわけでもないのに寝つきがこなくてオールナイト。。

朝食を食べて車に乗車したら…そりゃ眠くなるでしょうよ(苦笑)

奈川の登山口までは1時間ほどかかるので、眠らせてあげました。

到着して靴を履かせたら、寝ぼけながらも歩き始められました。スゴい、やーくん!

 

一本道なので彼のペースで歩いて、夫と私は声かけて励まし続けました。

ずーっと声を出していたので 

結果的に、熊除けにもなったかもしれません。

 

峠のピークには、ライダーや車がたくさん来ていました。

 

トイレに行った二人を待っている時のこと。

展望台の手前でオジサンが、

「見えてる山は御嶽山」だと

その場にいる人たちに言っています。

f:id:ridgeww:20200921215818j:image

 

 

ええ?

 

違うでしょ?

 

乗鞍岳でしょうよ。

 

いつまでも言っているので我慢出来なくなって

「あれは乗鞍岳ですよ」と教えたら、

「いいや、地元の人に聞いた」と、

真っ向反論。

こっちにあれがあって

あっちにあれがある、と

いう説明まで ことごとく違うので、

その度修正してあげた知識も

全く信じられない様子。

 

その後

トイレから出てきた二人と合流し、展望台まで来た時、さっきの話をよこで聞いていたオバサンが私に

「あれは御嶽山みたいだよ」

と、改めてお説教してきたのもその場で「違いますよ」と返答しておいたのですが、、

ちょっと歳上世代のあの自信は、なんなのだろう。。あのオジサンも、今だ御嶽山だと思ってるままな気がする〜💦

 

けれど、

念のため確認しようと見まわしましたが、あの山が乗鞍岳だと表記している看板等が全くないことに気がつきました。

 

工女のみねさんも、

「飛騨が見える」と言ったのであって

乗鞍岳が見える」じゃなかったようで、

像周辺にも手がかりなしでした。

 

人が散策しない所の 走行車に向けた資料館への看板に、小さく『乗鞍岳 3026m』とあっただけでした。

f:id:ridgeww:20200921232034j:image

☝️この 切れた看板の上部に小さく記述。。💦

 

 

あの辺を整えた人は、乗鞍岳御嶽山だと言う人が出てくるなんてよもや居るとは思ってなかったんでしょうね。

 

ま、いいや。。

 

まだ11時でしたが早弁して下山開始しました。

f:id:ridgeww:20200921221122j:image

f:id:ridgeww:20200921221146j:image

 

春さきからウォーキングし始めたとはいえ

夫の体力があることに感心しました。

やーくんもよく歩きました。

f:id:ridgeww:20200921232314j:image

f:id:ridgeww:20200921232223j:image

ま、場所のセレクトも良かったわね♡

f:id:ridgeww:20200921232352j:image

 

 

下山後温泉♨️リクエストがあり、奈川の『ウッディもっく』へ行きました。

f:id:ridgeww:20200921221536j:image

男湯は貸し切りだったそうです。

透明ですが、肌に膜が出来たような滑らかさを感じました。

 

考えたら昼時だったので、空いてたのかな。

 

そしたら夫が何か食べようと言います。

弁当は軽めに作っておいたので、おなかに隙間があったようです。

 

奈川の名物といえば『とうじそば』!

 

f:id:ridgeww:20200921232542j:image

行きに お店の前を通りかかったときには数台の車があったけれど、

入店が昼すぎていて

店内貸し切りで、

とうじそばを食べることが出来ました。

f:id:ridgeww:20200921221949j:image

f:id:ridgeww:20200921222010j:image

お蕎麦をとうじカゴに入れてお汁でゆがき食べます。

f:id:ridgeww:20200921222027j:image

座敷の自由さと、

熱いのが苦手で、食べ物の温度も調整可能なところもよかったか、

やーくんも食べています。

 

早弁の後でしたが、ペロリといただきました。

おつゆが美味しかったです!

蕎麦も、お汁にくたびれずシャキッとしていたのが良かったです!

 

実は私は、

今までひとり旅が多く、

以前奈川に来た時もとうじそばが気になったものの『二人前より』ということで食べられなかった事があり、

今回ツレのいる楽しさを味わえた一日となりました。

 

その後木祖村経由で帰宅しましたが

自宅には4時に着き、

早出早着はなにかとゆとりがあり

楽しい思い出が際立ちました。

シュラフ葛藤からの 押し入れ大改造

 

 

きっかけは、登山道具が溢れてゴロゴロしていたところから。。

f:id:ridgeww:20200909215154j:image
ここにまたひとつシュラフが増える(予定)


だがしかし、押し入れの大部分はここ数年手を触れてもない
=(イコール)
日々の生活に必要でない物が占めている
=(イコール)
明日可燃物の日。出そう!

 

となった。

(量が多ければクリーンセンターに行く!)

そこまで決心出来た。

 

出しているうちに、

捨てるにはもったいない良品続々。

 

特に衣類は、五十過ぎるとサイズは変わらなくても、モードが変わる。着るとイタい感じ?(笑)

 

四十代って、高校大学時代(十代)の服とかギリ着られだけど、(思い出箱に残ってはいても)

もう日常では着ないなぁ。


それに立場も変わる。


もう事務仕事をすることもなかろ。
テロンとしたパステルカラーのブラウス
フロントプレスのパンツ
飲み会パーティー向けの イケイケの勝負服

もう着ない、着る場もないだろ。
四十ちょっと過ぎまではあったけどね。(笑)

 

クリーンセンターに持っていく手間で、幾らかのお金になるかも、、と
ハー○オフへ。

そしたらなんと510円也!

これはその日のお昼ご飯に変わる(笑)

f:id:ridgeww:20200909213111j:image

 


うっすらだが、人間の生き方も波というのか、バイオリズムが変わる波目がある気がする。

 

物にしがみついてないと、乗り切れない時期もある。生きるのがうまくいってない時とか。

 

そういう時に(家族に言われたから等の外からの理由で)無理に不自然に物を処分すると、

必要な物との見分けがつかないで効率も悪い。

 

また、まだ心が残っている物を手放すと、捨てたことを悔やむという、気持ちが腐敗をはじめ、いつまでも気持ちが後を引く。

 

それが、物への執着が消える時もある。

そういう時に物の行き先探しに頑張ると、状況がガラリと変わる。

特に我が家は子育てもひと段落して数年。

封印していた荷物は、もう我が家では使わない。あとは行動出来るようになる自分を待つばかり。

シュラフ問題で、その波が来たって感じだろうか。

 

今は、不必要な物で溜まっていたスペースがどれだけ空くのか、

それが楽しみ♡

今回はたぶん完遂出来る。そんな予感がしている。

 

シュラフ買い替え そろそろか?いよいよか?

今日こそ。。

と、シュラフを買いに 

mont-bellへ 行きました。

 

先週の種池テント泊時、数年前にカ○ンズホームで 1500円で買ったシュラフでした(笑)

f:id:ridgeww:20200909215851j:image

(この赤いのがカ○ンズシュラフ


6月のブッシュクラフトの里山泊は、もちろんそのカ○ンズシュラフ

f:id:ridgeww:20200909215944j:image

 

ダウンパンツとダウンジャケット・フリースと、ウェアで保温したらいけるだろうと。(笑)
間際になってダウンベストに縮小(笑)
それでもいけました。就寝中 裸足だったし。

けれど、(寒くはなかったけど)熱が抜けていくのは感じました。
下山したら今度こそ買うぞ、と思ってたのになぁ。。

でも、ズラーっと並んでるとクラクラしてきて、
今回も買わずに(買えずに)店を出てきてしまいました。

f:id:ridgeww:20200909220012j:image

 

あ!そうそう。
頑張ってマンガ描いて 、
印税入った時 記念に買おう!と
励みにしていた品物は…
シュラフ
(何年前の話やら…(笑))

今度こそ、
今度こそ買おう。。

と思って、mont-bellに行ったのは何度めか。。

まいっか σ^_^;
予定もないし。

 

カ○ンズシュラフは#5に相当する?なわけないと思うけど(笑)

お山の植物たち〜後立山〜

ブログを書くと、長文傾向で 

撮影した写真は 文の説明みたくなってしまってます💦

 

今夏、『ママさんのカメラ講座』受講した効果か、帰宅して見返すと、植物の良い写真がいっぱい!

このまま埋もれさせるのも可哀想!

ということで、こちらにアップしました。

順不同で、良く撮れた順です。

 

写してる場面では1秒程度しか立ち止まらない故、ピントなども見えてないので(老眼andメガネをズラす時間ももったいなくてw)

帰ってきて成功失敗を点検しています。

f:id:ridgeww:20200904091134j:image

ガスの向こう側は、秋の青空

 

f:id:ridgeww:20200904091229j:image

サンカヨウの実

 

f:id:ridgeww:20200904091306j:image

ベリー?

 

f:id:ridgeww:20200904091352j:image

キリンソウかな

 

f:id:ridgeww:20200904091452j:image

以上、ピント賞でした。というか、iPhone様々ですね(笑)

 

次はベタッと撮影、群生感のある写真です。

f:id:ridgeww:20200904091801j:image

一輪より群生が可愛いゴゼンタチバナ

この時期 花と実の境目ですが、葉っぱのふくらみ加減もキュート♡

 

f:id:ridgeww:20200904091941j:image

これは何を撮ってると思いますか?

石畳の窪みの苔類です。

こちらは今季一般登山者立入禁止の道なので、苔が付いている風を見ても、こんなところにコロナ禍の影響が。。(あ、私は 山荘に一声かけて歩いてきました)

 

f:id:ridgeww:20200904092408j:image

キノコ 構図にこだわってみました。

 

f:id:ridgeww:20200904092509j:image

f:id:ridgeww:20200904092535j:image

f:id:ridgeww:20200904092700j:image

 

f:id:ridgeww:20200904092735j:image

f:id:ridgeww:20200904092752j:image

f:id:ridgeww:20200904092808j:image

この三連作は、真ん中の小鳥を撮りました。

三枚目はそーっと二歩近づいて撮りました。

 

鳥は好きなんですけど、近づかせてもらえません。(ライチョウはそうでもないんです)

こんな時はズームレンズの一眼レフを持ってきてたら…!と思いますね!

そのためにも荷物を減らす努力をしていきます。

 

 

鹿島槍ヶ岳に近づきたくて〜柏原新道讃歌〜

鹿島槍ヶ岳

 

八月のやーくんのショートステイの時、日帰りで爺が岳に登りました。

とても天気の良い日で、鹿島槍の双耳峰が間近に見えました。

でも爺が岳の倍の距離。

日帰りと考えると超早朝に出て車に戻るのは日が落ちた後。。

私は走りませんし(笑)、帰宅後は家事が待っているし、

自分の衣類など登山に使った物の洗濯とかお手入れも その日のうちにするよう心掛けているので、 その余力も残して山に行くようにしているし、

私にとっては現実的ではない行程。

 

一泊泊まりにすれば行けるだろう。

数か月前からとっていたやーくんの9月のショートステイの日程で、

小屋の営業日を見てみると、秋のシーズンに備えた小屋泊休業日…💧

それならテント泊だ!と、準備を進めました。

 

一時期に比べたら、荷づくりが相当要領良くなってきて水を入れての重量が14kg!

思わず二度測ってしまいました(笑)

しかし、お湯のポットや炊きたて白おにぎり、その他。これもあれもと当日朝の怒涛の詰め込みによって15…いや16kgいっちゃったかも。。。

 

それだけの重みがかかると、いつもの登り方が出来ず、踏み出した脚に瞬時に重心をとる。

背筋は芯を通して踵で重さを受けるように、振り子みたいにゆ〜らゆ〜らと歩を進めました。

すると、鼻呼吸でずっと登ることができました。いつもは心拍が上がって、口を開けないと間に合わなかったのです。

それにどこも痛いところが出なかった。

ずっと歩けるわ…という不思議な感覚を覚えました。

それには柏原新道の石積みの相性の良さがあったと思います。バランスを崩すような場面がほとんどなく、快適な斜度。

f:id:ridgeww:20200903201906j:image

f:id:ridgeww:20200903214610j:image

所々に設置されている黄色い看板にも癒されました(笑)

f:id:ridgeww:20200903201938j:image

手書きもあるけど、文が暖かいんですよね。人柄がにじみ出ています。世話焼きタイプじゃないかな?

きっと気が合うわー(笑)

 

スタートから注意喚起!

f:id:ridgeww:20200903202002j:image

今回 全部の看板制覇を目指しました(笑)

f:id:ridgeww:20200903202109j:image

最初の黄色看板

f:id:ridgeww:20200903202149j:image

秋の紅葉シーズンを前に、注意喚起ものが増えてましたね。

f:id:ridgeww:20200903202254j:image

帰りに撮ったので駅が写らず💦

f:id:ridgeww:20200903202318j:image

扇沢駅が くっきり見えるんです!

f:id:ridgeww:20200903202416j:image

f:id:ridgeww:20200903202515j:image

f:id:ridgeww:20200903202544j:image

f:id:ridgeww:20200903202641j:image

本当にアザミ群生

f:id:ridgeww:20200903202823j:image

どの岩のことやら見つけられず。。

f:id:ridgeww:20200903202932j:image

f:id:ridgeww:20200903203012j:image

f:id:ridgeww:20200903203046j:image

f:id:ridgeww:20200903214531j:image

f:id:ridgeww:20200903203117j:image

f:id:ridgeww:20200903203139j:image

これが見えたらあと少し!

f:id:ridgeww:20200903203523j:image

楽しく登りました。

 

f:id:ridgeww:20200903203557j:image

今夜は2張り お隣さんは写さなかったけど。

f:id:ridgeww:20200903203705j:image

仮眠後、ランチをば

そのあと、念願の棒小屋乗越まで歩きました。通行止めの先になるので、小屋の方に一声かけていきました。

f:id:ridgeww:20200903203920j:image

棒小屋沢は、喜作新道の生みの親 小林喜作が遭難死の場なので、手を合わせて来ました。

f:id:ridgeww:20200903204214j:image

f:id:ridgeww:20200903210557j:image

っつーか、地図と照らし合わせても、ここだーってくっきりわからなかったんですけどね(笑)

 

その後スケッチなどし始めたところで粒の大きい雨が落ちてきて、あわててテントに戻ったらザーッと夕立ち。

雨は止んだものの、爆風にビクビクでした。

布一枚向こうは大自然

f:id:ridgeww:20200903210718j:image

この方向に爺ヶ岳

f:id:ridgeww:20200903210802j:image

この方向に剱岳

 

そのうちよく観察していると、音ばかりでテント場まで風が来てなかったんです。樹林に囲まれてる種池にして良かった〜

 

2時間おきに寝落ちのような眠りをとっているうちに朝になりました。

風はおさまる様子もなかったので、このまま下山することにしました。

f:id:ridgeww:20200903210850j:image

ためしに吹きさらしのところまで行ってみたところ、立ってるのがやっと。進めませんでした。

 

9時には下山してたので、支度などして扇沢駅へ行ってみました。

f:id:ridgeww:20200903205047j:image

この夏読了した『黒部の太陽』の写真展だったので、興味深く拝見しました。

f:id:ridgeww:20200903205201j:image

誰もいないレストランで遅い朝ごはん、ダムカレー。

体内のエネルギーだけで下山出来たというわけです。どんだけ蓄えてんのやら(笑)

それでもまだ午前中だったので足を延ばし、地図上でしか知らなかった七倉温泉に行ってみました。

f:id:ridgeww:20200903211132j:image

ずっと二車線で走りやすい道でした。

温泉が熱くて熱くて!

 

立山は、

暮らしの中で朝に夕に眺めていても、

朝から日暮れまで山頂が見えるのなんて

なかなかなく、

そこに数ヶ月前にとる 

やーくんのショートステイの日程で山に向かうわけで、

天候に恵まれるなんて 宝くじに当たるくらいの確率なわけです。

それでもいつの日か、

鹿島槍ヶ岳の双耳峰の間を歩きたいです!

 

生活で見えるお山に登るシリーズ〜美ヶ原〜

『生活で見える山に登る』

こんな分類もあるんだと、なかなか楽しい作業です。

 

ランドマークに惹かれる、いつも目がいく、そんな事が 以前から私にはありました。

海でいうと海岸線沿いの道路を走っていると、一番向こう側にあった出っ張りに近づいていよいよその岩を通過する感慨。。

 

あ💦 海に縁遠い人もいると思うので、

標識の地名が変わっていくの、好きなんです。

具体的な方が伝わるかもなので一例をあげると、

中央道を名古屋方面に走っていて高速道路と思えないような山道のカーブの連続をかわし、

長い長いトンネルで文化圏が変わり、

やたら盛り土されたあたりが岐阜、

そしてやたら分岐が出てくるのが愛知に入ったすぐぐらい、

自分の行く方向を間違えないよう緊張感をもって運転、

で、ジャンクションOK!と同時に出る

『京都』

の、標識の地名に興奮するのは私だけでしょうか(笑)

 

嗚呼 キターー♡

そして京都の思い出がよみがえる。。

場面が浮かぶ

そんな気持ち。。

 

あの高揚感と類似したものがあるのです、

生活で見えるお山のテッペン。

 

届きそうで届かない、

見えるのに いろいろ条件が整わないと行けない。

あそこってどんなだろう

行ったことあるところだと、

あそこからこちらを眺めたらあんなだったわ と

記憶をたぐり寄せられる。

 

脳内で山旅が出来るわけです。

 

今回は美ヶ原。 朝に夕に運転しつつ目がいくアンテナ群。

f:id:ridgeww:20200828175015j:image

 

 

コロナ自粛以降、大幅に減らした放課後(じゃないな、作業所後)のヘルパー支援、

大事に使わないともったいない。

今回はその美ヶ原へ行くことにしました。

昨年以来になります。

こうやって時々記憶のあめ玉を転がすように行くのでしょう。

良い老後の張り合いが出来た(笑)

 

f:id:ridgeww:20200827225905j:image

朝の支度をしつつ山登りの準備もして登山口に着いたら、帽子を忘れていた💦

そしたらこんな見た目!

さすがにこれはひどいかと思い(笑)メガネに変えて樹林帯は手拭いもやめました。(笑)

しゅっぱーつ!

 

f:id:ridgeww:20200827230125j:image

今回木舟コースを登りました。やっぱり最高峰王が鼻は行っときたい。

f:id:ridgeww:20200827230712j:image

 

 

 

f:id:ridgeww:20200827230257j:image

林道の分岐までは、結構な斜度です。

 

f:id:ridgeww:20200827230405j:image

板のような岩がガラガラあるところを歩きます。

 

f:id:ridgeww:20200827230755j:image

ふと見下ろすと、スタート地点がぽっかりと

 

f:id:ridgeww:20200827230844j:image

住んでるあたりが見えます。

 

 

 

f:id:ridgeww:20200827231002j:image

Google先生に教えてもらった『ウメバチソウ

f:id:ridgeww:20200827230939j:image

同じく『マルバダケブキ』

 

f:id:ridgeww:20200827231114j:image

これは知っておりました。『ハハコグサ

節理の隙間から咲いています。

 

f:id:ridgeww:20200828143841j:image

昼どきもあり、王が鼻には何人かの人がくつろいでいたので 私は先を急ぎます。

 

f:id:ridgeww:20200828144021j:image

f:id:ridgeww:20200828144043j:image

美ヶ原は空が近い

 

 

f:id:ridgeww:20200828144127j:image

f:id:ridgeww:20200828144157j:image

牛の大移動 

草だけでは太れないのか、腰骨があらわでした。

 

f:id:ridgeww:20200828144313p:image

帰りはちょっと冒険、初めての百曲りを下っていきたいと思います。

 

 

f:id:ridgeww:20200828144416j:image

節理ですね。

 

百曲りの坂を下りきると、沢沿いに緩やかな道が続きます。

f:id:ridgeww:20200828144449j:image

f:id:ridgeww:20200828144503j:image

木舟コースより距離も短いですね。1時間足らずで降りてきました。

 

f:id:ridgeww:20200828144557j:image

最後の最後で悪魔の誘惑(笑)

ゴクゴク飲みたい気分で、牛乳にしました。

 

f:id:ridgeww:20200828175052j:image

あ〜 あそこに居たんだなぁ。。♡

見えてきた私の山スタイル

道具の購入も、一発でジャストなギアには出会えない。。

人のやり方に引っ張られたり

やり過ぎたり やりなさ過ぎたり。

 

山行スタイルもそうだ。

周りに、自分に無理がかかる、

無理どころか迷惑かけたり

漠然とした表現になるけど、シックリこなかったり。

 

家族構成や世間の環境、今の状況を見ると、

一泊か日帰りが、ダメージもなく楽しい余韻に浸れて良い感じだ。

 

f:id:ridgeww:20200824230911j:image

 

そう気がついて、その一泊や日帰りを快適に行けるようにしようと思い、カモシカのセールでザックを買ったのであった。

 

何個めよ。。

 

1代目は店員さんに勧められるままにレディスモデルを買った。

「そんな事を!」と思われるかも。。だけど使ってみると、サイドポケットのジッパーが硬い上に 入れたいものが入らなかった。

また、1年目は不安から荷物が増えに増え、一泊でも10kg超過していた。

『不安、自信がない事と、荷物の重さは比例する』

その言葉そのものだった。

 

2代目は同じブランドのもうひと回り大きいザックを、

かもフェスのタイム激安セールの雰囲気に呑まれ購入。

確かに安くお得に買え、背面の反ったパネルがないので荷物は入れやすくいっぱい入るようになったことで、今でも冬装備時には使用している。が、だいぶ必要なものもわかってきたのもあり荷物量も減ってきて、グリーンシーズンには 逆にザックの重さが気になってきた。

 

3代目は まさかのウルトラライトの方向に走る。

体力不足を軽量化でナントカしようと思ったみたいだ。

そしたところが

1代目2代目の 造りのガッシリさで気づかなかったパッキング技術不足が露呈。

背面パネルがないので荷物の形状が背中にあたる。気になる。

軽量だが肩紐調節幅が男性体型用なのか、いっぱいに締めても歩くたびに動作を変えるたびに、荷物が動く。

1代目2代目ブランドが 腰紐で荷重を受けるのに対し、重さがダイレクトに肩にかかる。

登山後 脚より肩痛がある事に 気になっていた。

 

水分とスマホは、そのたびザックを下ろすのでなく手元におきたい。

別売のボトルホルダーは歩いているうちに重みとマジックテープの緩みで一番下まで落ちてくる。

出先で何度直しても固定できない。

スマホもズボンの膝ポケットやいろいろ試したものの、衣類に入れると歩きに支障があり

スマホホルダーを別ベルトでみぞおちあたりの高い位置につけることで落ち着いてきた。。かに思えたが、10km超える日帰り山行時に背中が擦れる痛みを感じるようになる。何かと思えば、そのベルトの金具がザックに押されて擦れていたのだ。

 

もともと自称マーケティングリサーチャー(笑)で、買い物好きなのもあって

「ここが改良された」「こんなデザインになった」「新色登場!」(笑)

ああ、揺さぶられながらも「ガマン、ガマン」を合言葉に我慢しました。

だけどだけど、

自分の山歩きとしてまとまってきた一泊日帰りを、荷物で煩わされず快適に旅したい。。

肩紐にドリンクとスマホが入って

ブカブカでもユサユサならない

トレランザックの後ろ大きめみたいな?

 

で、エコバッグとセールのハガキを握りしめていざカモシカへ!

f:id:ridgeww:20200824231024p:image

そしたらひとモデルだけあったのです。20リットルで。

どこにどんなポケットがあるとか背負ってフィット感とか、振ってみたりお辞儀してみたり。

よし買おうと思ってザックを店員さんに預け、他の売り場をリサーチしていたところ、対応してくれた店員さんが駆け寄ってきて、

「セールスタートは明日で、定価になりますが良いですか?」なんて善良なお店!

「きゃー勘違いしてました。すみません💦明日朝イチに来ます」

 

その夜 就寝中の脳内にて。。

隣にあったレディースモデルは 28リットルだったけど、そっちが良いのではないか。。

伸縮性もあったし荷物の少なめにも対応するんじゃないか。。

今まで男性仕様の 肩幅の違和感に悩まされてきたのだもの、レディースモデルにしなよ。。

と、冷静になった脳からの新提案。

即座に買わなかったご褒美提案のような気がする。

 

そして翌朝 入店してザックコーナーに直行、二つを眺めたり背負ったりポッケの位置を確かめたり。

そうして全てに納得の、レディースモデルに決定。

オマケに『定価で買わない』モットーも守れた(笑)

 

なんて長い前置き!(笑)

 

おニューのザックで有明山に臨みました。

f:id:ridgeww:20200824231053j:image

(雨蓋外してペッタンコで使いました。色もお気に入り♡)

 

 

今回、初めての誘い合っての登山でした。

まつもっさんとは ふとした話で山に登る人だと知り、

北岳登ってバットレス見てきました。すっごい迫力の絶壁ですねー!」

バットレスは登りました」ひえー

 

「横尾から見える屏風の頭すごいですねー」「私、登りました」ええー

「黒戸尾根は登りましたか?」

「登ったことはないです。

黄蓮谷の沢登りして、下りに使いましたけど」

(OvO)  なんと。。

今まで登りはバリエーション、下りは登山道だそうで…(笑うしかない💦)

 

そんなレベルの違う人でもいちお誘ってみたところ、行きましょ行きましょー意気投合!ということになったんです。

 

行きたかったのは有明山ですよ。

暮らしの中で見える山、だけど難易度も高い、一人じゃクマも怖い。

f:id:ridgeww:20200824231244j:image

 

 

7月は長雨で、急峻だし またの機会にとお流れ

8月、決めた日の二日前からすごい雷と豪雨。

『雷三日』ですからね、その三日目にあたるし まつもっさん、出発時間を1時間早め距離も短い裏参道往復に変更の判断をしてくれました。

f:id:ridgeww:20200824231333j:image

 

歩き出しから、見上げるような急角度。

f:id:ridgeww:20200824231444j:image

霊山の雰囲気です。

f:id:ridgeww:20200824231510j:image

もののけの世界

シシガミさまが見てそう。。

f:id:ridgeww:20200824231528j:image

(ツノ付き骨が鎮座しておりました)

 

8時には頂上に到着ー!

f:id:ridgeww:20200824231639j:image

ピースがぎこちない(笑)

 

f:id:ridgeww:20200824235811j:image

住んでる辺り

 

まだ青空です。

f:id:ridgeww:20200824235915j:image

 

f:id:ridgeww:20200824231659j:image

まつもっさん、変更をしきりに悔やんでましたけど、午後は湧いてくるわよ、きっと。

 

 

f:id:ridgeww:20200824231743j:image

ゴゼンタチバナ チェック)

f:id:ridgeww:20200825003113j:image

コイワカガミの群生では。。)

 

f:id:ridgeww:20200824231819j:image

(こ、これはアサギマダラ? 本体消滅してましたけど なんとはかないアサギ色)

 

f:id:ridgeww:20200824231914j:image

(苔にうっとり♡)

 

f:id:ridgeww:20200824232100j:image

キノコとか。

そんな中断が、クライマーまつもっさんには新鮮だったみたいです(笑)

花の名前を教えてあげたりしました。

ま、私はこんなところに目が行くからコースタイムウーマンなのよ(笑)

 

ゆうじん さん以来のお喋りしながらの登山で、楽しい登山だったのは良かったんですけど。

私が先に歩くよう促され、

里山とはいえ、

数歩で気づいたとはいえ、

登山道から外れること数回。

まだまだ修行が必要です💦

一ヶ所岩場を巻く場所では、先にまつもっさんが行って足場を見ててくれました。

ガイドツアーでないグループ登山ならば、オンブダッコではいけません(もちろんガイドツアーでも丸々のオンブダッコではダメです💦)自分に必要な能力や知識、どんな部分を強化して人と登れるか、そんなことも考えるようになってこれた今シーズンです。

 

そして そんなバリバリのまつもっさん、いったん山を降りると私の車の駐車場を通過してしまったり、お茶目なところもあり(笑)

 

解散後 夫の心温まるお言葉に甘え、しゃくなげの湯でリラックスしました。

 

f:id:ridgeww:20200824232313j:image

 

出てくると有明山方面から雲モクモク、その中からゴロゴロ遠雷

ほらー!

 

まつもっさんの判断大正解でしたね!

f:id:ridgeww:20200824232236j:image