上皇后陛下、皇后陛下にならいまして...!
時はゴールデンウィーク。
令和元年。
さんざんテレビで見るはめになった上皇后さま、皇后さまにあやかることに。
皇室の男子は 限られた世界しか知らず、
妻になる女性が窓となり あたらしい世界を知ることができた...と。
わたくしも
夫の世界の窓となるべく 策を講じましたのよオホホ (*^O^*)(笑)
夫の趣味は温泉の長湯。
湯船に入って温泉成分を体に付けたまま水分を乾かし再び浸かる...を繰り返すと良いのだとか。。
なるほどだから長風呂なのか。いつも私が待ち合い場所で待つことになるわけだ。
今日は日中やーくんは作業所で、昼食を一緒にとることになりました。
そして夫の方から「温泉でも行く?」
よっしゃー!! チャンス到来だ!
いつもの『湯ったり山ノ神』に行こうとしていたのですかさず
「それならお昼はお蕎麦を食べて、中房温泉に行かない?」
我が夫は 生まれも育ちも長野ながら、私よりも『長野を知らない』と言っても過言ではない。
なまじ景色の良いところに目が慣れてしまって、感動もおこらないようだ。
学校登山で八ヶ岳も登っているんですよ。
上高地も、
立山黒部アルペンルートも、
行ってもない。
どんなところかも知らない。
『危ないところには行かない』というモットーの超インドア人間ということで、そこを強制するつもりはない。
ただ、時に 私の山行を妨げるような フキゲンをぶつける事があるのは迷惑なので(笑)
無理のない範囲で知ってもらおうと。
蕎麦屋は かつてよく通った『富士尾山荘』へ。
地味な建物だからか観光客も少なく、
時間もよく、
天ぷらも揚げたてで
夫も 大盛り天蕎麦を平らげた。
中房林道線は、私はもう数十回通っているので運転すると申し出たが ハンドルは譲らず。ま、ゆっくり走行すれば問題ないだろう。
そして「この道は路線バスも通るし、学校登山の時は大型バスも来るんだよ」と
ドライバー魂を揺さぶってみる(笑)
いろんな話をした。
私が合戦尾根に行くときは この道を行くんだよ、とか、
冬はこの道を歩くんだよ、とか、
中房は宿泊すると、地熱で作ったローストビーフを食べられるんだよ!とか。
まだ登山を始める前 運転するのが趣味だった私は、やーくんと犬のスイちゃんを乗せて走ったことがあり、私の華麗なドライビングテクニックに やーくんは熟睡、スイちゃんはケージの中でゲロしていたことなども...
この話に一番反応していましたわ(笑)
「かわいそーー!」と。
そして中房到着。
温泉は お気に召すだろうか...
お風呂から出てきて合流したとき「お風呂どうだった?」ときくと、「まぁまぁ」だって(笑)
「洗い場が内にあればなあ」だって。 はいはい(笑)
帰りに 激混みの牧場🍦ソフトクリームを食べ、中年期夫婦の ゆるやかなワンディデートは終了いたしました。
その後談。
帰ってきてから「スベスベだ!」と
源泉かけ流しの威力に 感動しておりましたとさ。
ちなみに ここも安曇野市だからね。未知の世界を突破する窓になれたかな?