エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

ファッションショー by フルムーン

誰も見てへんし!と、相当着せ替え人形してきました。

 

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(ベストショット 専属カメラマンのウデがイマイチで…(笑))

 

 

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(一度クラッチ持ちたかったんです〜)

 

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(ホテルのプールで一度泳ぎたかったんです〜)

 

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(『触るな』と ないところで千年前に想いを寄せて)

 

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(『トゥームレイダー』の舞台 すんません、観てないわ)

 

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(王道のアンコールワット 水面に映った逆さアンコールワットに被ってしまってます💦専属カメラマンが…(笑))

 

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(ホテルの朝食 食べた、食べた!)

 

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(車中では  しんでます(笑))

 

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(黄色い店内とまる被りの黄色いファッション(笑) 頭は帽子でヘアが潰れてしまうので)

 

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(あれだけの服を持参しておきながら、アンコールワット柄のシャツを買うという(笑))

 

 

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(楽しさとは裏腹に、お腹が限界でご臨終…帰りの空港ラウンジも免税店も行く気になれず(苦笑))

 

というわけで、体内は3日が限度でした。

 

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シェムリアップ、バイバイ❣️

カンボジアレポート

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夫の勤続休暇にはじまった行き先探しで アンコール遺跡群への期待はあったが、その他にはあまり期待もしていませんでした。

それがそれが!

遺跡も素晴らしかったのですがそれ以上にカンボジアの国の生き方、そこから日本の生き方を考えている私がいました。

今回は遺跡は置いといて そちらのレポートです。

 

カンボジアには高い山がなく、メコンデルタメコン川の三角州)の広大な平野です。

訪れた12月は乾季で 吹く風も爽やかでした。

 

シェムリアップから1時間ほど車で行ったところにあるトンレサップ湖は、乾季でも対岸が見えない水平線で驚いたのですけど、雨季にその面積が倍になるという!のです。倍⁈

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トンレサップ湖

 

乾季は水深1mほどで 水は濁った色でした。

それが雨季には水深10mまでなるそうで。。

1mから10m⁈

シェムリアップ郊外の住宅はほとんどが高床式になっています。思うにそこまで水が来るんですね。

で、道路沿いの川は 護岸なども人工的な工事は何も行われていません。

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これは今回の日本のような大雨が降ったら氾濫するんじゃないだろうか…と浮かぶましたが。。

そうじゃないな…

もう水が来る前提で生きているんだ。

 

日本は

治水に力を入れ、『暴れ川』と呼ばれた河川も『暴れない』方向に整えました。それがインフラ整備の完成形として 日本人が目指していた方向です。『一年通して変わらぬ生活を送ることが良いことだ』と。私もそう思っているところがあります。

 

カンボジアは、

自然に逆らわずそこに人間が合わせている、そんな印象を受けました。

 

水が引いた乾季の大地で、半年の間に米を三毛作で作る、と 観光ガイドの若いお兄さんが教えてくれました。このお兄さんが長友佑都似のイケメンさんでした。(あーツーショット写真撮ればよかったな〜)f:id:ridgeww:20191213120846j:image

 

と思ってたらありました!夫撮影の 後ろ姿ながらツーショット写真

安定感優先ですごいガニ股💦手を繋いでくれてます。ムフ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

 

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(緑の平原が乾季の時の畑 雨季には一面トンレサップ湖に変わります)

雨季には釣りなどのレジャーで賑やかになるのだそうです。その為の、ヤシの葉で葺いたリゾート感タップリのあずま屋が並んでいたりしていました。

豊かになったから余暇をもうける ←そうじゃなくて、楽しむことは日常なんですよね。

 

同様に、

ヒマならハンモックで寝る ←仕事もないのに働こうとしている私には痛烈な光景でありました(苦笑)

トゥクトゥクで周回をお願いして、運転手のお兄さんは 私たちをおろしてすぐさま横になっていました。

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(風を切って走るのが快適でした。音、匂い、砂ぼこりetc   車より まちや暮らしを感じられます。)

 

 

『ヒマな事』『昼寝の姿』 ←見られて恥ずかしい事ではない ←私事ですが、Senseでウトウト眠そうな姿を暴露されて、(恥ずかしい)と感じる私がいて、見た方もクスッと笑っていて。(要は後ろめたく感じる常識があるということを言いたかったので、心当たりのある方、気になさらずにいてください!)けどこの図式は日本のどこにでもありますでしょう?

商機は逃さない ←たたみかけるようにアピールするものの、相手のテリトリーというのか?間合いは保っていた印象も受けました。

テレビや 他の人のレポートで伝え聞くような強引さではなかったということは、やっぱり自分で体験して印象を持たなくちゃいけないなぁと改めました。

 

それと、ツアー内容ではないことでエキサイティングだったのが、交通事情でした。

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(ち、近過ぎへんか⁈)

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(アンコールトムの南大門 この世界遺産の千年前の門を 車からバイクから歩行者から象やらが通って行くのです!(O_O) )

 

信号がある交差点の方が少なく、

左折(左ハンドルなので左折が難易度高い)、

直進、

ハラハラして見てましたが そこのところは絶妙に鼻面を微直進させて相手を止まらせる。すごい!

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(乗車中の車が 路地から左折中 ひゃーあたしムリ💦)

 

『松本走り』と、いまは悪評の象徴になってますけど、法整備の進む以前の暗黙の了解なんでしょうね。

これ以上車の台数が増えてきたら また法なりインフラ整備なり必要になってくるんでしょうけど、それとクラクションも相手への合図として使ってるようで、日本のような苛立ちを音にするのとまた違うニュアンスを感じました。

 

感じたのは、みんなが同じ感情の運転をしているという。

運転技術も同じくらいで。

もちろんこの状況で事故ったら 厄介でしょうけどね。

 

他の部分でもみんな横並びなんですよね。

高床式の住居でも、お金をかけられる家は 手すりに装飾があり、煉瓦造りだっり、

同じかたちの家でも壁がヤシの葉っぱで手すりもシンプルな棒であったり。

そんな違いのある家が隣り合っているし、どっちの家が飼ってるのか分からないニワトリやら犬やらも自由に行き来していて、「アンタんちの鳥がうるさい」とかも言わないんだろうし(笑)、

「隣の奥さん、昼寝してるわ」とかも言わなさそう(笑)

だけどどの家にも 日影にはハンモックがあって家入り口には祭壇があって。それも大小 彩色、それぞれの選択でOKと。

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(祭壇屋さん 大小彩色もさまざま取り揃えてございます。

街で見かけた時は、夫と「あれはなんだろうね」「ポスト?」「表札?」いろいろ推測して それも楽しかったです。)

 

 

出来得る範囲で生きている、それで生きていける寛容さも感じました。

みんなが車を持ちたい(心はわかりませんけど)とも思ってなくて、バイクで積めるだけ積んで(人や荷物や)それで良いと。

 

なんか良いなあ

わたしがカンボジアで生まれてたら、自分のいろんな感覚と社会に感じる乖離(かいり)の距離も、今ほどない気がする(笑)

 

やっぱり旅は良いです!

自分と合う場所が世界の中にはある、と知るだけで心落ち着くというか。また戻ってもがんばろうって思えます。

 

『可愛い子には旅をさせろ』

 

とは、よく言ったものだ!しみじみ。。。

 

 

 

 

 

ふたつの平和

以前のブログに書いたが、

 

やーくんが安定していたからこそショートステイに出せられたし、

安定していたから施設もショートステイを受けてくれたし、

ここ数回入所中の様子も安定していたから 7日間などという長期間を受けてくれたのだ。

 

12月になって 作業所からも毎朝検温カードが入ってきて 集団感染を警戒するようになった。

当然だがやーくんの体調も良かったからショートステイに出せた。

 

ダックスフントのスイちゃんも体調が良く 病気もないからペットホテルに出せた。

 

東京のジョンくんも忙しく(元気に)過ごしている。

茅野の義父母、徳島の両親、それぞれの姉妹家族にもトラブルなども聞かないし、大きな闘病もない。

私たち夫婦も日常で運転しているけど車の事故も起こしてないし、

外にトラブルも抱えてない。

 

だから海外旅行に申し込めた。

我が家の、エガク周辺のほんのささやかな出来事ではあるけど、

これはすごい奇跡に思える。

 

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(フェリーノザックで)

 

カンボジアは激しい内戦があった。

アンコールワットは占拠されて、近づくことすら出来なかった。地雷だらけだったという。

推測歴史じゃない 私が既に生まれていた頃の、つい最近のことだ。

 

どちらの陣営も、

アンコール遺跡群の重要性に意識があったゆえか そうじゃなかったのか、今となってはわからないが、

アフガニスタンの タリバンによるバーミヤン遺跡の直接爆破破壊のような行為はなかった。

 

このふたつの奇跡。

 

観光産業って 平和の象徴なのだ。

登山だって、

山小屋、駐車場、物品搬入、お土産製作、スポーツ用品、商品開発、ガイド業、、

こんなにさまざまな人が関わっていると

始めてから 初めて知った。

しみじみと味わおうと思う。

 

この時節になると思い出される歌がある。

『Do they know it's Christmas』と

We are the world』だ。

私が大学生の時だ。

こういう時に YouTubeはほんとうに便利♡

出てるアーティストが若い!

 

 

We are the world  We are the children

We are the ones who make a brighter day

So let’s start giving

There's a choice we’ve making

We‘ve saving our own lives

 It's true we’ll make a better day

Just you and me

《We are the  worldより歌詞抜粋》

 

ぼくらは仲間 ぼくらは地球の子どもたち

明るい明日を作っていくのはぼくら自身

さあ、今こそ始めよう

やるのか 選ぶのは自分自身だ

それはぼくたちを救うことにもなるんだ

本当さ 住み良い世界を作るのさ

君とぼくとで

 

《注 諸訳ございます》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日常茶飯事

やーくんは 昨日は作業所の後、ヘルパーさんとのお出かけを予約してあり 夕方帰宅してきた。

 

するとヘルパーさんが、作業所スタッフから手渡されたと言って作業所の商品であるシフォンケーキを渡しながら「その場で書いたメモを渡されたのですが、見失ってしまいました、すみません。」と

申し訳なさそうに言う。

 

これから介護支援となる側に、持ちやすくもせず潰れやすいケーキとメモを渡す…それはひとことご進言せねばなるまい。と、作業所に対して今朝手紙を書く。

 

『乗車 下車 お出かけで歩くなど支援中は 当人中心に動くバタバタな感じ、同じ介助する者ならお分かりでしょう?袋にあらかじめ一つにするなど配慮ください』と書いた。

 

どうも

作業所の商品であるシフォンケーキ納品をやーくんの仕事として振り分けられているのだが、職員が目を離したすきに やーくんが食べてしまったらしい。

 

ありえん。。。

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私のこと、日ごろのん気に山登ったり絵を描いたりしていると思われているだろうが、それは事が起こらないように生活や物を仕立てているから。

 

睡眠障害などと定義づけされるのだろうけど寝る時間もなかなか定まらない。それは規則正しい生活を心がけてもであり、昼間よく体を動かしてもである。

かつては真夜中に起き出して食い荒したり粉だらけになってたり 水道の水を飲み過ぎて飲んでは嘔吐しての繰り返しで床が粘液混じりの水でビショビショだったり、そのたびに対策を取ってきたから今何も起こらないように見えているだけなのだ。

水道は就寝前に元栓を閉めたり、冷蔵庫に入れるしかないものはまとめて箱に入れ(まだこれは効果的)粉とか乾麺とかのヤバい食材や 食べ過ぎてしまうお菓子は見えないところに置いたりしている。

食べても良いものは そういうことはしていない。朝食用のクルミ子女子の佃煮など食べていいたぐいだが、ボタボタと落としてあったり煮汁を擦りつけてあったり。それは想定の範囲内だが。

夜尿も毎晩ある。履いている物を脱ぐ傾向があり幼児や老人のようなオムツやパンツは役に立たないので、布団の上に布団大の防水シーツを敷きその上に半分の防水シーツを敷きその上にワイドサイズのペットシートを3枚組み合わせそれらを覆い被すベッドシーツをかける。するとペットシートを捨ててベッドシーツだけ洗えばいいようになってきた。それでも毎朝洗濯している。ペットシートも1枚だけで済んでいたら「よーし、うまくいった」と達成感。やっぱり毎日のことだから。

 

そのうちこちらもヤバいかどうかの鼻が効くようになってきているから 一見今何も起こってないように見えるだけなのだ。

 

そういう感覚が、作業所スタッフにあるものとばかり思っていた。

 

 

自傷 他害がある』と伝える事にも最近は抵抗が少なからずある。

「そういう履歴はあります。けれど今は…」とつけくわえている。

支援者次第ってところが顕著になってきたからだ。

安定してきたという事で複数人のスタッフが日替わり時間替わりで交代するようになっている。

中には その人のその物言い、

やーくんとの時間軸の違いに気づいていない人も。

頑として動かなくなった彼を横目に

「いつもこんなですか?」と私に聞く。

 

それは障害じゃないでしょう?

「今やるとこだったのに。

言われたからやる気なくなった!」

そんなセリフ、言った覚えないですか?(笑)

 

それも追々伝えていきます。

 

そういうわけで、母が山行ったり絵を描いたりしてる時は平和な証拠ですので 寛大な目で見守っていただければ幸いです。

 

 

 

 

フルムーンってやつ?(笑)

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iPadで描いてみました。)

 

夫が勤続何十年だかの休暇を 会社からもらえると言う。

 

でも3日ですよ。(笑)

 

どこに行ける?(失笑)3日で・・・

 

まず考えたのは、

前から気になっていた 上高地は徳澤園のウィリアム・モリスルーム宿泊!ファブリックがウィリアム・モリスなんですよ♡ お高いのよ…けど、こんなスペシャルな日にはいいんじゃない⁈ おまけに長野県出身なのに夫は上高地に行ったことがない(^^;; ちょうどいいじゃん

 

しかし。

夫が休暇を申請した月は仕事も落ち着くだろうとのことで12月。。。上高地、閉山してるし徳澤園も開いてない。(笑)ダメじゃん💧

 

次に考えたのは、乗り物で非日常を味わい尽くす 国内の観光寝台列車

JR東日本カシオペア』で一泊してとんぼ返り。

JR西日本 大阪発の『瑞風』という全席スイートルームの寝台列車もあるぞ♪♬♩と。

JR九州には『ななつ星』って豪華寝台列車もある!

 

ところがカシオペアも 今では定期運行じゃなく旅行会社のチャーター便扱いなので 出発が土曜日。

瑞風も出発日は土曜日 もしくは日曜日。

ななつ星はそもそも予約が取れないと耳にしていたしで調べもせず。

 

なぜ土日がダメかというと夫の会社は良いのだが、やーくんのショートステイが常々「金土日は避けてください」と言われていて、そこを抜いて考えていたからだ。

 

しかしながら『スペシャルな娯楽』で 土日抜きでってすごくハードルが高い。もう戦意喪失。

ディズニーリゾートで なんとかメリディアンのスイートみたいな良い部屋に泊まってグダグダビール飲みながら時々アトラクションに乗れば良いじゃん、なんてプランも考えていた(笑)

 

言ってみるか。

 

ダメもとで、いつもは支援相談員さんを通して取っていたショートステイを直接施設長さんにお電話して、一生に一回だから!と頼み込んでみた。

 

そしたら何カ月も前だったからか、快く「良いですよ」と日程確保。ヤッホー٩(^‿^)۶

 

そうなると3日に土日くっつけてほとんど使ってない年休組み合わせて一週間くらいの日程確保!実際にはやーくんの送りお迎えなどあるので5日くらい可能となりました。

 

さて次は ミニチュアダックスフントのスイちゃんだ。

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今までの私の山行と夫の出張が重なった時も、ペットホテルのストレスより 自宅内でエサを多めに仕込んでおいた方が彼女にとっては良いだろうという感じで切り抜けてきた。

まぁ内弁慶のノミの心臓犬だ。キャンキャン吠えるし それでも放っといたら ひきつけ起こしてアブクを吹く。

 

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だが今回は一週間もあるので、家でというわけにもいかない。姑は犬嫌いなので預かってもらうこともできないし、これはやっぱりペットホテルしかない。

まわりのペット飼ってる人でペットホテル利用したことのある人もいないので近郊のペットホテルの評判もきけない。 

そこで偵察に いつもはしないトリミングに出して、どんな感じかそれとなく聞いてみたが、ホームセンター併設のペットホテルは 夜間は人がいないそうだ。

場所が変わっただけで食欲も落ちるデリケート犬、困ったなぁ…と 改めて検索してみたら、 新たに上がってきたデータが。

ちかくに今年オープンした動物病院のペットホテル発見!

一泊4匹限定っていうのも善良な感じ。

話を聞きに行ったら二階に獣医さんが住んでるっぽいし、具合悪くなっても治療を期待できるでしょう? ここに決定〜!

 

さてそうして、いよいよ決めねばならないのは行き先だ。

移動日もあるからヨーロッパやら地球の裏側みたいな長距離は無理。 どこ行こうかねぇ。

私はパスポートが切れてて発行手続きもしないといけないので、海外は本音めんどくさくなっていた。

(日本でいいじゃん)と。(笑)

 

だらだらいつまでたっても合同庁舎に行こうとしない私に業を煮やしたか、夫がアクション。Amazonベトナムのガイドブックを2冊注文して、自宅に送りつけ(笑)てきた。

そんなで 夫が 案内出来るとのことで、かつて海外出張で行ったベトナムに決まった。アジアならこんな日程でもゆったり出来る(そうだ。行ったことないのでわからんが)

合同庁舎で、行き先はベトナムと言ってパスポートも取ってきた。

パンフレットをもらってきて 見積もりも取ってきた夫。

 

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で、ほぼホーチミンに決まってきて具体的に泊まるホテルを決めたり、アオザイレンタル着て街歩きプランとか絞ってきたけど、、なんだかしっくりこない。。

ショッピング。。。もう 改めて欲しい物もないしねえ

グルメ。。。おなか弱いし食べ慣れてないもの食べたいとも思わないし。。。

 

そのパンフレットは東南アジアの数か国が載っているものだった。

なにげにパラパラとめくっていて 無意識に目が止まりそそられたのは遺跡。

アンコールワット

アンコールトム

 

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クメールスマイル

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(フォルムが斎藤工に似てると思いませんか?)

 

ラピュタのモデルになったと言われてる廃墟ベンメリア

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ぉおおお〜〜(*゚∀゚*)

なんだか無性に行きたくなってきた。

 

ガイドブックを 目を皿のようにしてみていると、ホーチミンアンコールワットの拠点シェムリアップは近い! 飛行機で一時間ほど。

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1日フリーだったのでタッチアンドゴーで行くだけで良いや。遺跡の空気だけでも...を 吸いに行きたいなと。(空気…歴女の妄想力ですね 笑)

我慢して今の流れのままよりも、夫に言ってみることにした。

 

すると、

 

「国を挟むのは 慣れてる人なら良いけど なにかとややこしいから、アンコールワットのプランにしたら?」

と、逆に提案してくれた。

たぶんその時 私がすごく嬉しそうにしたんだろうと思う。ベトナムツアーであれば要らなかったVISA が必要になり旅費も上がったが、なにも言わなかった。

夫はおそらく 自分が行きたい行き先に同行者をつきあわせるタイプではなくて、人の感情が憑依するタイプなんだと思う。嬉しそうにしている人に照らされて自分も嬉しい、みたいな。そもそも私みたいな こだわりの煩悩もない。

誰もかれも一律に 『主体性』というバケモノに取り憑かれなくて良いのじゃないの?

 

あ、それでも寝台列車プランは 

もっと具体的になってたら拒否したかもしれない。

閉所恐怖症だって言ってた出来事を あとから思い出した。

かつてトレーラーハウスに泊まろう!と下見に行き それじゃあ いつ泊まろうか〜♩なんておしゃべりしていた帰りの車中、珍しく意思表示して「俺は嫌だ」と言ったことがあったわ。

 

趣味や生活スタイルが一致したカップルの方が微々細細に調整やあつれきも起こらないだろうけれど、何を人生の歩みにポイントを置くか なんだろう。指と指をぴったり合わせて互いの不足分を補いあう生き方もある。

たぶんだが、私たちが似た者夫婦だったら 数年前の家族危機は乗り越えられなかっただろう。主に私が先鋒で対応、力尽きかけた時 さっと取って代わってくれたのが夫だった。ま、そんなこと予測して結婚したわけでもない。(笑) それに極限にならないと人は能力を発揮しない。通常では 脳の数%しか機能を使ってないというし。

 

 

カンボジアは数十年前まで内戦で 地雷もまだ埋まってるし ツアーに乗っかった方がいいだろう。

それでも負の歴史も見ておきたいとの想いもある。(歴女ですから)

ポルポトってつい最近まで生存してなかったっけ?

 

地図を見ると、シェムリアップのメインストリートに『キリングフィールド』がある。

今は鎮魂の寺院が建てられている。そこはかつて市民の処刑場だった場所で遺品や頭蓋骨が積み上げられてあるとのこと。遺跡じゃない。ほんの数十年前の史実だ。

フリーの時に そこに行きたいと夫に提案してみたが、夫は生々しい惨劇はダメな人で、人によって脆弱性もあり耐性も違う。なのでそこのところは私も無理強いはしなかった。ムシが起きてトラウマになられても困りますしね。

 

そういうわけで、

一ノ瀬泰造の『地雷を踏んだらサヨウナラ』を購入、読むにとどめた。

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かつて激戦の渦中に身を投じながらアンコールワットに恋い焦がれ 銃弾に倒れた若者が居たということ、胸に秘めて行かせてもらおうと思う。

 

ツアーのディナータイムにアプサラダンスという宮廷舞踊の鑑賞がある。

ポルポト政権下 踊り子の実に90%が虐殺され踊りが一度途絶えた。平和が戻り 生き残った者が記憶を呼びおこし若い世代に伝えて、辛うじて後世に伝わった……とのテレビ番組を 十数年前に観たことがあった。それがこんなところで活きるとは…。感慨をもって鑑賞しようと思う。

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アンコールワットの壁面に江戸時代の日本人が落書きをしてあるという。徳川家光祇園精舎の視察を命じたそうで、当時の日本人はアンコールワット祇園精舎だと思っていたらしい。そんな荘厳さ悠大さも自分の目で、 身体で、感じてきたい。。。

うはーー! 歴女の本能がウズウズする〜

 

そんなこんなをクリアしてフルムーン、堪能させていただきます♡

 

 

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(左※遺跡はサロモンで歩きます。10kmでも20kmでもドンとこ〜い(笑)

右※四十代のイケイケブラウス発掘!辛うじて(笑)入ったのでディナータイムに着ますわ。スイちゃんこらこら!踏むんじゃない💦)

 

 

旅費とほぼ同額のビジネスクラスで、乗り物とラウンジを楽しみラグジュアリークラスのリゾートホテルに宿泊します。夫はこういうところを楽しみにしているみたい。

それとプールで泳ぐぞー ٩( ᐛ )و  誰も見てないし(爆笑) 

 

いえいえ!

これでもね、

3泊5日が

『瑞風ツイン一泊二日料金』

ななつ星一泊二日料金』より、 

はるか〜〜に安価ですから(笑)

 

 

 

 

Be prepared !(常に備えよ) 山のセーフティーディスカッション

12月1日、穂高会館で行われたYUKARI Mountain Link 『山のセーフティーディスカッション』に出かけました。

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今年2月に仙涯嶺にて遭難死された西田由香里さんの 事故の検証レポートと、五人のパネラー(山岳ガイド、トレイルランナー、山岳会、スカイランニング協会、救命医)によるそれぞれの立場からのご意見という、本当に貴重なお話を聞く機会を得ました。

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思えば去年の今ごろでした。

無礼にも何もコメントもつけずに西田さんにFacebook友だち申請をいたしまして ドキドキと待っていたのですが、面識の無い者からの申請に反応もなく(当然!)申請を取りやめたということがございました。

 

なんとか接点を持ってお友だちに!と考えていた矢先の事故。

私にとっても衝撃でした。。

 

そういう経緯もあり、葬儀出席の都合はつきましたのでそっと出席させていただきましたところ、テレビでしか見たことのなかった人やらFacebookで画像でしか見たことのなかった人がいっぱいで、改めて西田さんの偉大さに感動し、不謹慎にも興奮してしまい大いに反省。春先ご仏前への焼香のお誘いを受けたものの 後ろめたくてご辞退したという事もありました。

 

今回の登壇のお歴々は、生前の西田さん繋がりの方であり、その情報をいただいて今後に生かしていくこと!それが私にまずできることだと感じました。

登山歴三年の人間の しどろもどろの愚問にもお答えいただき恐縮です。

 

西田歩さん、田中ゆうじんさん、お疲れ様でございました!でもこれは継続して開催していただきたいです。

 

 

 

コミットして欲しいのは『結果に 』じゃない

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ジムゼロのパーソナルトレーニング2回目を受けた。

 

受ける人間によって目的は違うが、

私は 人体本来の姿勢を身体に覚え込ませたいと思い 予約した。

 

若いときは当然のように 猫背をウリ(?)にしていた。若い時の猫背やO脚 反り腰などは 可愛くさえあるが、成長期 成熟期過ぎて更年期以降の体のクセ、歪みは 故障や持病の元である。またそれに気づいても修正はおいそれときかない。大体は自覚すらない。それはジムに通い始めて実感したことだ。

 

原トレーナーの人体に関する引き出しがとにかく多くて、「これは?難しければじゃあこれを」と、

受ける側の人体が可能なストレッチ(可動)を即座に指示される。

 

それと原トレーナーの魅力は、あの無駄話!

よそ事のようなトリビアが、ずっと探していた私の真理だったりするのだ。

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【ビフォー 受ける前の自己流 重心には自信あり。肩まわりの自由が利かない状態】

 

で、以前一度 パーソナルトレーニングを受けてみた。そしたらあら不思議♡

 

もうほぼ諦めていたポッコリお腹が 自分でわかるくらい箱(骨盤)に内蔵が収まったのだ‼︎ で、骨盤から出ているのは十代から溜め込んである脂肪だけにする。そうするとなだらかな女らしい曲線となるのだ。

 

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【アフター受けた後 肩甲骨位置による腕の修正。腹筋お尻内腿のコンビネーションによる骨盤位置】※ミリ単位なので、体づくりに興味のない人にはわからないかも💦(笑)

 

私が目指しているのは『年相応の理想型』で、美魔女とか『五十代なのに二十代(ピーク)のように見える』という方向ではない。なぜ男は五十以上で(年齢を重ねることが)魅力的な人が多いのに、女はいつまでも年齢不詳でなければいけない?

私は目指すとしたら 変幻自在で変わるのを楽しんでいる夏木マリだな。枯れてきた声をあえて出したり(湯婆銭婆)、味があって隠さないところが好き。

 

ジムゼロの方向性についてもう一点。

 

私は五十代女性の平均値よりも筋肉量が少ない。左腕など77%しかない(笑)さる数式に当てはめると寝たきり予備軍になる。

登山をしている旨伝えてあるので、効率良い体の動かし方が トレーナーの一貫した指導だ。

 

あえてのこんな質問を、時を変え トレーナーを変えて、 複数回にわたってしてみた。

 

「数値として筋肉量が不足していると出ているのに、なんでガシガシ筋肉を付けるようなメニューにしないんですか? 

私だったら効率良い動かし方が出来ちゃってるから 筋肉がつかないんじゃないですか?」と。

(な〜んて あえてのわかりきった質問を)

 

そしてそのお答え。

「その人の身体に必要のない筋肉は、故障の遠因になります」

「筋肉だけつけようというのなら、すぐつくんですよ、今やってるマシンの負荷を重くするなり 方法はあります。

だけど、その人の特性や生活に沿った体づくりでなければならないのです」と。

その上での 筋肉が増えていくような メニューや、食事内容を提示していく。

 

『何か月のちに』みたいな短期決戦的切り口ではなく、

『見た目』だけでもなく、

その人が体の使い方を覚え、身に沿った目標にベクトルを向けていけるように。

気づきを 忍耐強くまち、そっと寄り添う。

 

『歩き方が変われば人生が変わる』

 

スゴいーー!

 

 

それにしても 身体にクセも問題も、課題がない人など存在しない。

この寄り添う立ち位置。

つくづく思う。

ゼロに通うようになって、本当に、今だに思う。

やーくんが関わった療育担当者が、療法士が、

 

こんな姿勢で寄り添ってくれていたら…と。

 

問題点なんか専門知識があれば、すぐわかるんですよ。素人の母親だって血眼になって調べたら そこそこ詳しくなるくらい。それをズバーっとたれ流しにするんじゃなくて。。。

 

この親子の…

人生の…

 

そっちにコミットして欲しかったな。

あー忘れよ