日常茶飯事
やーくんは 昨日は作業所の後、ヘルパーさんとのお出かけを予約してあり 夕方帰宅してきた。
するとヘルパーさんが、作業所スタッフから手渡されたと言って作業所の商品であるシフォンケーキを渡しながら「その場で書いたメモを渡されたのですが、見失ってしまいました、すみません。」と
申し訳なさそうに言う。
これから介護支援となる側に、持ちやすくもせず潰れやすいケーキとメモを渡す…それはひとことご進言せねばなるまい。と、作業所に対して今朝手紙を書く。
『乗車 下車 お出かけで歩くなど支援中は 当人中心に動くバタバタな感じ、同じ介助する者ならお分かりでしょう?袋にあらかじめ一つにするなど配慮ください』と書いた。
どうも
作業所の商品であるシフォンケーキ納品をやーくんの仕事として振り分けられているのだが、職員が目を離したすきに やーくんが食べてしまったらしい。
ありえん。。。
私のこと、日ごろのん気に山登ったり絵を描いたりしていると思われているだろうが、それは事が起こらないように生活や物を仕立てているから。
睡眠障害などと定義づけされるのだろうけど寝る時間もなかなか定まらない。それは規則正しい生活を心がけてもであり、昼間よく体を動かしてもである。
かつては真夜中に起き出して食い荒したり粉だらけになってたり 水道の水を飲み過ぎて飲んでは嘔吐しての繰り返しで床が粘液混じりの水でビショビショだったり、そのたびに対策を取ってきたから今何も起こらないように見えているだけなのだ。
水道は就寝前に元栓を閉めたり、冷蔵庫に入れるしかないものはまとめて箱に入れ(まだこれは効果的)粉とか乾麺とかのヤバい食材や 食べ過ぎてしまうお菓子は見えないところに置いたりしている。
食べても良いものは そういうことはしていない。朝食用のクルミ子女子の佃煮など食べていいたぐいだが、ボタボタと落としてあったり煮汁を擦りつけてあったり。それは想定の範囲内だが。
夜尿も毎晩ある。履いている物を脱ぐ傾向があり幼児や老人のようなオムツやパンツは役に立たないので、布団の上に布団大の防水シーツを敷きその上に半分の防水シーツを敷きその上にワイドサイズのペットシートを3枚組み合わせそれらを覆い被すベッドシーツをかける。するとペットシートを捨ててベッドシーツだけ洗えばいいようになってきた。それでも毎朝洗濯している。ペットシートも1枚だけで済んでいたら「よーし、うまくいった」と達成感。やっぱり毎日のことだから。
そのうちこちらもヤバいかどうかの鼻が効くようになってきているから 一見今何も起こってないように見えるだけなのだ。
そういう感覚が、作業所スタッフにあるものとばかり思っていた。
『自傷 他害がある』と伝える事にも最近は抵抗が少なからずある。
「そういう履歴はあります。けれど今は…」とつけくわえている。
支援者次第ってところが顕著になってきたからだ。
安定してきたという事で複数人のスタッフが日替わり時間替わりで交代するようになっている。
中には その人のその物言い、
やーくんとの時間軸の違いに気づいていない人も。
頑として動かなくなった彼を横目に
「いつもこんなですか?」と私に聞く。
それは障害じゃないでしょう?
「今やるとこだったのに。
言われたからやる気なくなった!」
そんなセリフ、言った覚えないですか?(笑)
それも追々伝えていきます。
そういうわけで、母が山行ったり絵を描いたりしてる時は平和な証拠ですので 寛大な目で見守っていただければ幸いです。