エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

ジョンくんが帰ってきた

GW後半に、ジョンくんが帰ってきた。


帰ってきてのリクエストはバーベキュー。よしよし、肉祭りね!


f:id:ridgeww:20190505092531j:plain

 

はい、道具の準備万端。

「お帰り~♪  ジョンくん!」

3時。 火おこしからゆったりと始める。


f:id:ridgeww:20190505092755j:plain

(顔を写すな、ということで(笑) )

f:id:ridgeww:20190505093411j:plain


穏やかな晴れの日に、ゆったりと火を囲み過ごしました。


やーくんは...?


f:id:ridgeww:20190505093602j:plain


見えるところに座っていたので 

お互いに ストレスなし(笑)


お肉はケータリングで (笑)


f:id:ridgeww:20190505093801j:plain

f:id:ridgeww:20190505093829j:plain

日が暮れるまで外で過ごしていました。


時が経ったとき、まぶたに残っている光景になるかも...って 日でした。

上皇后陛下、皇后陛下にならいまして...!

時はゴールデンウィーク

令和元年。

さんざんテレビで見るはめになった上皇后さま、皇后さまにあやかることに。

皇室の男子は 限られた世界しか知らず、
妻になる女性が窓となり あたらしい世界を知ることができた...と。

わたくしも
夫の世界の窓となるべく 策を講じましたのよオホホ (*^O^*)(笑)

夫の趣味は温泉の長湯。
湯船に入って温泉成分を体に付けたまま水分を乾かし再び浸かる...を繰り返すと良いのだとか。。
なるほどだから長風呂なのか。いつも私が待ち合い場所で待つことになるわけだ。

今日は日中やーくんは作業所で、昼食を一緒にとることになりました。
そして夫の方から「温泉でも行く?」

よっしゃー!! チャンス到来だ!

いつもの『湯ったり山ノ神』に行こうとしていたのですかさず
「それならお昼はお蕎麦を食べて、中房温泉に行かない?」
f:id:ridgeww:20190502210315j:plain

我が夫は 生まれも育ちも長野ながら、私よりも『長野を知らない』と言っても過言ではない。

なまじ景色の良いところに目が慣れてしまって、感動もおこらないようだ。
学校登山で八ヶ岳も登っているんですよ。

上高地も、
立山黒部アルペンルートも、
行ってもない。
どんなところかも知らない。

『危ないところには行かない』というモットーの超インドア人間ということで、そこを強制するつもりはない。

ただ、時に 私の山行を妨げるような フキゲンをぶつける事があるのは迷惑なので(笑)
無理のない範囲で知ってもらおうと。

蕎麦屋は かつてよく通った『富士尾山荘』へ。
地味な建物だからか観光客も少なく、
時間もよく、
天ぷらも揚げたてで
夫も 大盛り天蕎麦を平らげた。
f:id:ridgeww:20190502210416j:plain

中房林道線は、私はもう数十回通っているので運転すると申し出たが ハンドルは譲らず。ま、ゆっくり走行すれば問題ないだろう。
f:id:ridgeww:20190502210516j:plain

そして「この道は路線バスも通るし、学校登山の時は大型バスも来るんだよ」と
ドライバー魂を揺さぶってみる(笑)

いろんな話をした。
私が合戦尾根に行くときは この道を行くんだよ、とか、
冬はこの道を歩くんだよ、とか、
中房は宿泊すると、地熱で作ったローストビーフを食べられるんだよ!とか。

まだ登山を始める前 運転するのが趣味だった私は、やーくんと犬のスイちゃんを乗せて走ったことがあり、私の華麗なドライビングテクニックに やーくんは熟睡、スイちゃんはケージの中でゲロしていたことなども...
この話に一番反応していましたわ(笑)
「かわいそーー!」と。

そして中房到着。
温泉は お気に召すだろうか...
f:id:ridgeww:20190502210554j:plain
お風呂から出てきて合流したとき「お風呂どうだった?」ときくと、「まぁまぁ」だって(笑)
「洗い場が内にあればなあ」だって。 はいはい(笑)

帰りに 激混みの牧場🍦ソフトクリームを食べ、中年期夫婦の ゆるやかなワンディデートは終了いたしました。
f:id:ridgeww:20190502210622j:plain


その後談。


帰ってきてから「スベスベだ!」と
源泉かけ流しの威力に 感動しておりましたとさ。

ちなみに ここも安曇野市だからね。未知の世界を突破する窓になれたかな?

平成最後のドライブ

小雨の一日になった。
今日は平成最後の日。

記録を見てみたら、4月のGYMは今日だけだった!
週一には山を登るよう心がけていたので筋力は落ちてないと思うが、何せ可動域が狭くなった印象。インナーサイの1回目にはピキッ💥と引っ張られる痛みが走る。繰り返し動かすうちに伸びるようになってくる。
これはストレッチ不足ですね。

もう一点は、気持ち。
億劫に思う私を否定できない。

4月に二度発熱したこともあり、ゆったり過ごしているのが 大事をとっているのか 怠惰なのか、わからなくなってきたりもした。
今朝も GYMへ行こうと決めたのと同時に 汗をかくことを億劫にも思っていたりして。

午前はGYMでじっくり体を動かして、
午後は平成最後の御朱印をいただきに仁科神明宮へ行った。

f:id:ridgeww:20190430175131j:plain

雨で空気が洗われ 清々しい。
f:id:ridgeww:20190430175308j:plain
御神木の大杉が立派だ。

f:id:ridgeww:20190430175239j:plain

御神体天照大神
f:id:ridgeww:20190430175345j:plain

池田町の道の駅で、令和瓦煎餅 思わず買ってしまいました(笑)

その後、昼食を探したりして不用意に穂高の国道に入って失敗。。。ノロノロの渋滞...💧

ひとつ成果は『ワークマンプラス』を発見したことですね!まだ工事中だったけど、オープンしたら偵察に行こうっと(笑)

山を見るのではなく、自分を見る

飲み会から帰ってきて、タクシーを降りて間もなく、
やーくんがヘルパーさんと帰ってきた。

バタバタと家のことをして ソファに座ったら、うたた寝をしてしまった。

もう深夜な時間で、
やーくんは 自分で勝手に寝ついたようだ。

気がつくと、
つけっぱなしの深夜テレビが、
スペシャル番組の再放送を流していた。

それは、『栗城史多の見果てぬ夢』で、
本放送で録画して三回観たものの、死体も映っていたりだったし、消去したところだった。

その番組の中で 花谷泰広さんが栗城さんを特訓し、伝えた言葉が

『山を見るのではなく 自分を見る』

だった。

録画で観ていたときには 特に気に留めなかったのに、なんでこんなに引っ掛かるのだろう...。
いや!
光城山時の異変のことと、その言葉がピタリと合ったからだ。

あの日、前夜は時報を越えて絵を描いていた。(いつもは、山に登ろうという前夜は 早寝する。)

朝は いつもより早く出発するのと、お茶の用意などで、食事もバタバタと済ませ少なかった。
水分も 意識して飲んだという記憶もない。
毎日あるのに 気が張って、お通じもなかった。

そして何より私の気持ちのなかに(光城山だから)と、
軽視していたところがあったのではないか?

花谷さんは『どの山...と こだわるよりも、自分の力量、状態にこそ目を向けるべき』だと栗城さんに伝えようとしていた。

中高年に遭難が多い...というのは、チャレンジングな極限の緊張状態というよりも、私のあの光城山のような体調の過信と、異変を認められない盲目状態と、(この山はダイジョウブ)という安心したような意識等が重なって起こったものも

あるのでは ないのだろうか。。。

光城山

ずーっと 心に引っかかっていたのです。

勢いついて 企画提案のようなことをすると...💧
f:id:ridgeww:20190424111346j:plain

でも日和も 桜の咲き具合も、最高の日でした!
f:id:ridgeww:20190424111038j:plain

足はなんともないのに
息がハアハア鼓動はバクバク、
そのうち気管狭窄で「ヒューヒュー」いい始める始末。

山頂近くなってくると視野にギンバエが飛び始め💫クラクラしていました。
f:id:ridgeww:20190424111221j:plain
(立てない(笑) )

午後から夜まで頭痛もあり、
光城山で高山病になったようです(苦笑)

三人のお遍路

f:id:ridgeww:20190424002619j:plain
(舎心ガ嶽 目指して)

徳島三日目は、太龍寺への歩き遍路道
しかも!
おんとし78歳の母と登りました。
f:id:ridgeww:20190424010926j:plain
『かも道』と呼ばれるルートで、出発地点には弘法大師さまがお泊まりになって その名がついたという、一宿寺があります。
f:id:ridgeww:20190424002711j:plain

実は父は方向音痴...運転中 母のアナログなナビで目的地に行けてるところもあり、
母は母で ひさびさの山登りに 行きたくてウズウズしており、
父を一人にして歩き組と合流出来るのか、
何処までの道の記憶が確実で 合致するのか
前夜にケンケンゴウゴウ!
三人でしゃべくり倒しました(笑)

Aの意見とBの現状とCの希望をミックスして
三人がみんな納得し、
誰も我慢したり無理したりすることのないDという結論を導き出せたのです。

話し始めたときは、
母は 意固地に自分が練った予定を通そうとするし、
父の記憶は曖昧で 内心任せられない印象もあり、
そして二人のコーディネートをすべき私は 距離感、かかる時間、土地勘 全くないので 地図と母の言うことをもとに判断しなければいけない…というハラハラな状態。
f:id:ridgeww:20190424004051j:plain
(舎心ガ嶽 修行姿の弘法大師が 断崖絶壁に座ってらっしゃいます)


ふと父が
「舎心ガ嶽のお大師さんを 美穂と見たい」と言うとヒートアップした母は
「あそこまで歩けるわけがない!」
私「ちょっと待て!なんで決めつける」...(^ ^;)
ちょっとした泥沼でした...

f:id:ridgeww:20190424002922j:plain
(舎心ガ嶽入り口 心が引き締まります)

何だかどんな結論へ 行き着くかわからない状態で
いろんなことを繰り返し話しているうちに、
父30代のころ(50年前ですね) おばあちゃん(父の母親)の遍路で運転手をして、おばあちゃんとその友だちを車に残し 里の遍路宿から道なき道を登って太龍寺まで納経したこと...を
思い出してきたのです!

昔は車道さえ なかったですからね。

f:id:ridgeww:20190424003106j:plain

そこからは しっかりしていたかつての父が戻ってきて、言うことも記憶も土地勘も そのまま壮年期の父でした。
何だか身震いするような感動を覚えました。


太龍寺は現在 大きなロープウェイで上がれます。

お寺すぐの駐車場は うねうねのカーブを走行しなければならず、
今では利用する人は少ないです。

大きな遍路宿が建つ 里道の分岐さえ間違わなければ 行けるはず!
山門もひとつしかないので 待ち合わせ場所にすれば 行き違うこともないはず!

「どう?今説明した道わかる?」
「わかっとる。あの道は まちがえへん。」
そんなドラマティックな話し合いの末に実現した歩き遍路です。感慨もひとしおでした。

待ち合わせ場所で合流。

f:id:ridgeww:20190424112854j:plain
(舎心ガ嶽 お大師さまの背中 前方は断崖絶壁)

いつもは あっちが痛いこっちが痛いと訴える父が一切言わず、舎心ガ嶽まで 歩き通しました。
お天気もよくて お大師さまの麓で三人でお昼ごはんを食べました。
f:id:ridgeww:20190424003205j:plain

私は余力があったので、下りも歩きました。(下りでしたからね)
f:id:ridgeww:20190424010027j:plain
(下り途中にある石灰質の岩 。遺跡 もあり、石灰質の鉱石を採掘していたそう)
そこから鶴林寺は2㎞!行ってしまおう~!と登り始めたら えらい急登💦ぐだぐだでした(笑)
f:id:ridgeww:20190424005925j:plain
(江戸時代の無縁墓と急登)

思い出深い 遍路の一日になりました。

徳島満喫

今回の帰郷は中三日、その三日とも自然の中に出かけていました。

運転手をかって出てくれた父に休んでもらおうと、
二日目の午前は 自宅正面の眉山に登ってきました。
f:id:ridgeww:20190422213929j:plain
麓に天神社があります。
小学校の遠足は眉山で、天神社の脇から登ります。
夏休みのラジオ体操も天神社の境内。サボってあんまり行かなかったですけど(苦笑)
f:id:ridgeww:20190422214015j:plain
今回神社用の御朱印帳も持ってきていたのでいただくことにしました。

すると、すごくおしゃれな御朱印で、それも月毎に変えているとのこと。
f:id:ridgeww:20190422214049j:plain

御朱印集めてらっしゃる方は是非!ロープウェイ横にある天神社にお出かけください!


眉山山頂からは徳島平野や海、山を眺めることが出来ます。
f:id:ridgeww:20190422214229j:plain
登り30分、光城山と同じだけど、なんでか私には眉山の方が高く感じる。。。

午後は鳴門方向へ。
一番札所 霊前寺と 大麻彦神社、鳴門海峡の渦の道公園と、この日も盛りだくさんでした。
f:id:ridgeww:20190422214344j:plain
(一番札所 霊前寺)
f:id:ridgeww:20190422214440j:plain
(大麻彦神社の御神木樹齢千年の楠)
母が作ってくれた五目寿司。徳島は、甘い金時豆が入ります。
f:id:ridgeww:20190422214637j:plain

夜、もう阿波踊りの練習が始まりました。
よしこの(お囃子のこと)を聴くと 沸いてくるものがあります。
動画も撮ったものの、貼りつけ方がわからず、、、ザンネーン!