ridgeww’s blog

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

レクイエム

中学生の時だったか、
仲良くなって打ち解け 冗談も言うようになり 笑顔を交わしたりしているうちに
恋心をいだき
(気がついてるよなあ~脈あるんじゃないかなあ~)
と 思いこんで告白。

したけど相手はそうじゃなかった。そっぽをむかれる離れていく。。。

といった経験をしたからか、オトナになってからも次の段階へ移ろうとするときには慎重になる。

その人にもしばらくは そうだった。

FB の友だちつながりで たまにその人の山行が入ってきた。

餓鬼岳から登って燕岳、大天井岳常念岳で一ノ沢下山。
が1day ...

竹宇から黒戸尾根登って甲斐駒ヶ岳鳳凰三山から下山。
が1day ...

日本海から栂海新道。ついでに(‼︎)朝日岳寄って北小谷駅へ。
が1day !

知っているルートだけに読むたび驚きの声をあげていた。

そのうちひょこっと入ってきたデータで、私が熱中していたTJAR の完走者だった!
(私自身が2016年以前は スポーツ無縁のフツーの主婦だったので、情報が入るたび新鮮なのです、いまだに。)


その友だちとは複数人すでに友だちだが、その人とどう繋がったらいいか機会もなく、ついにドキドキしながらエイヤッと友だち申請してみた。ドキドキだったのでコメが入れられなかった。

二週間ほど様子をみたけど 削除も承認もならずそのままのまんまで、ようやくフラれたと自覚。私の方から申請を取り下げた...

というのが私の、その人への失恋ストーリーである。

来シーズンからは、あれだけ避けていたRUN をする気になったのも、ロードでなくトレイルが愉しくなったら良いなあ~と
少し前向きにとらえ始めたからで、それはあの人の存在があったようにも思う。(ただし、足もとにもおよびませんよ 苦笑)

すごいルートと距離を行って「お迎えに間に合うように」下山してくる、そんな自分の環境を 全てこなしながらの山行。
自分の状況に音をあげかけた私に、会ったことのないあの人が喝をいれてくれた。

2016年以前は、一日の終わりを待たずギブアップ気味で寝落ちしていたので、
生き方はダウンサイジング、興味なども手放すことばかり考えていたが、
体力をつけキャパを上げて世界を拡げる、という手もあったのだ。
わたしの場合でも、山へ行くという負荷があるにもかかわらず、ジタバタしながらもこなせるようになってきた。

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三股が好きだったのかな。

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今日の常念岳は、冬らしい厳しさで雲に隠れて見えなかった。けれど確かにそこにある。
あの人も確かに私の中に深く存在している。

残念ながらあの人の偉業を語る言葉は過去形になる。が、

私のヒーローであることに変わりはない。


ご冥福をお祈りいたします。