エガクのブログ

絵を描く事と、山に登る事と、作業所に通うハンディのある長男と、夫と、東京に居る二男と…

断捨離はしない

八月に両親と姉、姪が来ることになった。

寝るところ確保! しなくちゃ・・・

まずは、物の移動だ。

ということは、一番奥に在る物の方が 処分or保存もやりやすいはず!

 

新居を購入した際わたしの部屋として、建売住宅の設計上倉庫的な北側の一番狭い一部屋を確保した。 

自分の描く画材からはじまってワークショップ用の画材、

作品展用の額、

それにいっときは雑貨のバイヤーのようなこともしていて

ついでに自分好みの雑貨をサンプル購入したりで、

やーくんが見ると分解して投げたくなるものがいっぱいある。

それでもやーくんには侵入されて アロマビンのフタとか行方不明…

当初は完全物置だったのを、

逃げ込めるスペースが欲しくなりベッドをねじ込んだ。

そのうち雑貨を飾ったりしたくなり、五畳程度の部屋をニセ壁を作って仕切り、小さいながらもベッドルームライフを楽しんでいた。


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壁に100円ショップの壁紙を貼っていたら剥がれてきた。そのまま過ごしていたらゴーストの部屋のようになってきたのでちょうど良い。リノベもしましょうという事に。

今回処分できるものがあるか、最深部探索したところ、ゴロゴロと出てくる大小問わずのあき箱!

箱が好きなんです。

それも程度があるので(笑)、このようなリメイクの手を入れる時にはリセットと 処分する箱を選ぶ。あぁそれなのに 捨てることを迷うんですよ(笑) 好きとはそういう事(苦笑)

箱はかさばるんですねえ!それだけで相当スペースが空きました。

 

わたしは紙の処分が苦手。。レシートや通知、うまく分けられなくて、後日必要な書類を捨ててしまっていたり、作業所からの書類、福祉課からの書類、税金やら保険やらほぼそのまま残してある。

いちど、もう捨てようと思っていた箱の山を それでも…と中身確認していたら、その中から三万円を見つけたことがあって捨てることの恐怖があり、箱に日付入れて最深部へ積み上げていく。

 

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ふと思う。

(これ、後あとに整理する人物が要るんだよね…?)

迷惑だよね?

そうこうしていたら数年前の自分の日記十数冊が出てきた。

 

内声だから結構な内容なのだ。。。(今処分すれば?って思う?

そういう気にもなれない。もがきあえいだ自分のあの時代を 今はまだなかったことに出来ない)

 

どうする?

 

そのとき、

いまどきは『遺品整理』などという新たなニッチ業者が存在していることを思い出した!

そうか!身内が整理するわけじゃないんだ!

 

業者なら金目の有無で どんどん仕分けられるだろう。

紙類はそのままゴミにするだろう、読んだりせずに。

 

保険も見直して、『生きるための給付』を手厚くして、死亡保険金は相当減額したけど 遺品整理料金程度にはなるんじゃない?

遺言に書いとけばいいわ。

 

ずいぶん気持ちが楽に いつになく作業がはかどった。

 

けど考えた。

子どもや薄いつながりの親族は 業者に依頼する気がするが、

夫は、泣きながら遺品を見返し日記を見つけてぎょっとするかもしれないぞ…と。

 

これは夫より長生きせねばなるまい…(笑)